結果を出す手技療法のパイオニア

15年来のふらつきと腰痛の40代後半女性 解剖学に基づく矯正法で略治しました

ご家族が通院中で、それを機会に来院されました。

結果は、1回の治療で長年の症状は緩解し、本人さんもあっけなく感じられました。

こんなに簡単に良くなると、自分の症状は意外に軽かったのではと思う患者さんが居て、後、無理をして再発することは多々あります。

15年以上前から辛い

他院での診断は、ふらつきは良性心因性のめまい症、腰痛は単なる筋肉の痛みとのことです。

治療

解剖学に基づき脊柱の関節面、すなわち椎間関節や仙腸関節の可動性を引き出します。

良く言われるズレることは決してありません。歪みは存在します。

その関節面の可動性を引き出す矯正法を行います。ポキポキする矯正は気持ち良いですが効果がありませんので行いません。

frozen facet joint が原因なのです。関節面の癒着というべきでしょうか。

目まいは上部頸椎(occ, c1, c2)ですし、腰痛は仙腸関節や腰仙関節の可動性が基本になります。

結果

再診時に、症状はほぼ消失したときことです。

2回目は、こりのような症状があると自訴されましたので、新しい筋膜リリースの治療を行いました。

筋膜は流行ですが、表皮と真皮のズレや可動域を修正することが基本で、コンパートメントの問題は余り関係無いと思っています。

考察として、40代は治療に良く反応し結果も出やすいです。

治療の反応

正しい治療をしたのに痛みが強くなったり、症状が悪化する人は、ご自身の治す力が弱いと出る場合が多いです。

簡単に考えるなら、煮物をして(治療行為)アクが出る(治療の反応)のは、素材(体の状態)によっては仕方無い一面もあります。

  • -
    コピー

この記事を書いた人

アバター画像

村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。