ベーカー嚢胞(嚢腫)は気づいた時には、既に大きくなっていることが多いのです。
世界標準のメルクマニュアルの解説
ベーカー嚢胞 – 08. 骨、関節、筋肉の病気 – MSDマニュアル家庭版
ステロイドの注射か、ダメなら嚢胞の摘出となっています。
日本ではヒアルロン酸の注射を行います。4.5回で改善しない場合は、ステロイドの注射を行う場合があります。
それでも改善しない場合は、治らないとなり、気になれば注射で水腫を抜く繰り返しになります。
患者さん
膝が痛いと来院されました。
膝全体が腫れていましたが、よく診ると、膝裏にベーカー嚢胞(嚢腫)がありました。
左>右です。左は多胞性になっています。難しいです。
治療
ベーカー嚢胞(嚢腫)用に開発した特殊鍼法を週1回か10日に1回行います。
その間は、加圧リハビリ®を行います。
特殊鍼法を5回、加圧リハビリ®を10回行い、片足のベーカー嚢胞(嚢腫)はほぼ消失しました。
多胞性で嚢胞が大きい方のベーカー嚢胞(嚢腫)はもう少し治療が必要になります。
遠方からの来院は
ベーカー嚢胞(嚢腫)に関しては、定期の通院が良い結果を出せる条件になります。