村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。
調和
大宇宙の中に存在するものは、すべて生命を持っています。
例えば砂一粒、水一滴にしても、我らの体の一部にしても生命ならざるものは何一つとしてないです。
細胞集団にしても、神の心を中核として同根です。
ことに人間生命は万物の霊長として、般若波羅蜜多、即ち精神と申し五官の働きは神経と呼んでいるのです。
神の心の働きは寸分の狂いがありません。そのように調和されているのです。
それを自覚することにより、私たち人間は神の意志を体して調和の道を具現することが私どもの使命です。