岐阜新聞で知りました。
解体理由は、国道41号飛水峡街道(上麻生防災)の工事で、塔の場所が改修場所になっているためです。
石碑(慰霊の碑)は地元の白川町内に移転されるそうです。塔は移設が不可能なために解体されるそうです。
「天心白菊の塔」は令和4年7月まで解体完了
塔の先端一部のみ移設を計画されています。
今後の詳細は岐阜県白川町ホームページで
移転にあたり
多くの犠牲者を慰霊するために、町と遺族会において、全国から集まった浄財を活用して建立した施設であり、この塔と慰霊の碑には多くの遺族や被害者の思いが込められており、悲劇の教訓を後世に伝える貴重なシンボルとなっています。白川町が今あるのは、多くの方々の努力の積み重ねの賜物であるとともに、多くの方々の数々の尊い犠牲の上に整備が進められ、発展してきた経緯があります。
遺族会もすでに会員が高齢化したこと等により解散している今、犠牲者の慰霊とともに、事故の記憶を風化させないよう後世に伝えていくことは町の責務であると認識し、慰霊の碑を国道41号線沿いにある「よいいち41美濃白川」の敷地内に移設する計画で進めていきます。
引用:天心白菊の塔移転に関するお知らせ | 岐阜県白川町
岐阜新聞
2022年5月21日
飛騨川バス転落事故、慰霊塔前で最後の法要 バイパス工事で移転 | 岐阜新聞Web
飛騨川バス転落事故
飛騨川バス転落事故(昭和43年) – 岐阜県公式ホームページ(防災課)
あの事故以来、国道全てが、最大降水量を越えると通行止めになることになったそうです。