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村上宥快和尚さん説法「本能のコントロール」

村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。

本能のコントロール

現代の世相を見ると、子供たちも大人にしても、性欲というものに対して興味本位に考えますが、本当の生理的欲求とは肉体という存続を目的としているのです。

性欲の問題でも肉体的な条件が中核となっています。

これは食べる物にしても、飲み物にしても、肉体保全のエネルギー源となり、本能が自分の心の中で働くようになります。

現在、性教育といっても実にたわいもないもので、本当の性の目的を教えておりません。

生理的欲求が現実化して地上界でそれが営まれて、そうして、私たちが転生輪廻という条件で再び出てくるのです。

転生とは生まれ変わることです。皆さんがやがてこの世を去って、再び地上界に出る時には、自分たちが残した肉体を伝承しなければなりません。

伝承した肉体に再び乗り、魂の生活をしなければなりません。性欲に対しては好奇心のみ働いて真の魂を磨く条件を忘れています。

あの世では魂を磨くことは殆ど不可能なので、この世にて意識が肉体に乗らなければ魂の修行はできません。

魂の修行は永遠に、この世とあの世が転生輪廻して続くものです。

私たちが性的な欲求を、興味本位に、神から与えられているのではありません。

子供を産む、そうして育てる条件の中で、人、は慈悲や愛という心を培って行くのです。

現代の人の中には子供は要らないという人が多いのです。

私はそのことを考えると、ぞっとします。子供を育てないと、慈悲や愛の心を培う地上界での魂の修行はできないのです。やはり、子供を育ててみて初めてわかるのです。

現代は根本的な問題を忘れて、エリート就職、子供に自分の命脈を託す、あるいは、出世というもののみに心が動いております。

命脈とは – コトバンク

そのために、人間が何ゆえに地上界に生まれ出てきたのも知らずに、この世の生活を送ってしまいます。

やはり本能という悦びは、種族保存という大事な大事な問題が含まれているのです。種族保存には悦びというものを与えられるのです。

ところが現在の人びとは、本能が、それのみに興味をつられてしまって、本当の慈悲や愛という心というものを忘れてしまっております。

現代人の反省過程においても、このために多くの過ちを犯し、トラブルを犯し、そうして、この地上界の何たるものかも忘れてしまい地上界は混沌としております。

そのようなことのないよう、心の働きというものを、しかと、踏まえて下さい。

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この記事を書いた人

村坂 克之

小又接骨院院長です。鍼灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。