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村上宥快和尚さん説法「神と自分との対話」

村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。

神と自分との対話

私たちの心は豊かで丸く大きくあるべきなのです。これを目的として反省を行うのです。

《心の問題は最終的に、神と自分の関係の中でしか解決がつかないものなのである。》

私は、十回位、研修会に出まして、信次先生から指導を受けました。

私は僧侶という職業柄、八正道という条件が心のフィルターであることを知っていました。

しかし、自分の心の中を、最も言いにくい、考えにくいことをさらけ出した時は、せきを切るように、あの世とのつながりができました。
(注:他人に話すことではありません、和尚さんご自身の反省禅定の中で開帳できたそうです)

自分で握り締めていたものがパッと開いたら、せきを切るように、自分の心から、あの世との意思の疎通ができたのです。

今までは、《自分のいるところに神が存在する》と思えない人が多いのです。

いわゆる、御幣(ごへい)や、仏像や、鏡をお参りしていた自分は別問題としても、これから先は、自分の心の奥底が神である、その手前が自分であるという自覚を持って下さい。

御幣 – Wikipedia

皆さんは、神の心の入口であります。

入口ですから、大事に清掃をして下さい。清掃をすると、そのことによって神との意志の疎通ができます。

今までは、拝んだり、上げたり、祀ったりしていたものが、今度は、自分の心の中で自由自在にできます。安心して行って下さい。

私たちは自分の心を、人に見せるためにあるのではなく、自分自身が、神から与えられた存在を充分に、心の存在を自覚することが必要ですから、人に評価されなくとも私は良いと思います。

人のためや、大きく見せるがための反省では、動揺する結果が出てくるのです。

私たちは、自分に正直な条件を掘り下げていくことが大事なのです。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。