捻挫後に下肢が腫れてしまい放置していた患者さんです。
ひどい捻挫して、整形外科を受診し骨は大丈夫との事で湿布をし放置していました。
捻挫後も足が痛く跛行(びっこを引いて)で、足も腫れて2ヶ月以上そのままにされていました。
来院時
捻挫の腫れもさることながら、捻挫側の下腿がリンパ浮腫のように腫れていました。
通常は感染症を疑いますが、時間経過から考えにくいのでリンパ由来の腫れと判断しました。
なぜかは不明ですが、患者さんは治らないものだと放置していました。
歩行も跛行(びっこ)になっています。
治療
特殊な振動療法で関節に刺激を与え、慢性状態から脱却します。
微弱電流治療(マイクロカレント)を行い、ATP活性とリンパドレナージュを行います。
高濃度人工水素水浴をを行います。
後、加圧リハビリで弱った下肢筋力を元に戻します。
治療法は時期や病状により取捨選択します。
結果
リンパ浮腫のような足も、元の太さに戻り歩行状態も治りました。
期間は2.5ヶ月間でこのように良好な結果が出たのは幸いでした。
患者さんは治療中に痛み止めの飲み薬や湿布はされていません。