ベーカー嚢胞の48歳男性 嚢胞は治療で一旦消失 立つと再び出現するので今後は自己リハビリで改善を目指します

遠方からの来院です。山梨県からお越し下さいました。

48歳男性、1日の治療です。

当日、お車で朝7時に出発され予約の11時30分に到着されました。

来院までの状態

趣味はサーフィンで、老後になっても続けたいので膝の状態が心配で来院されました。

数ヶ月前に、仕事で膝を曲げた状態から体位を移動したときに痛みが出で、それ以来ミシミシ音がするようになり、近所の接骨院を受診し膝に水が溜まっていると指摘されました。

一旦良くなり、その後再び水が溜まったので整形外科を受診されました。

膝の裏に水が溜まっていると指摘されましたが抜くほどでもないとの事でした。この時にベーカー嚢腫の診断が出ています。

今回のベーカー嚢腫になった右足に外反母趾があり、小学生の頃サッカーで足底筋膜炎になっています。

来院時の状態

右膝裏にベーカー嚢腫があります。5センチ位です。膝前面も多少腫れがあります。水は溜まっていません。

膝がミシミシ音がするのは関節軟骨か半月板に傷が入ったと想像できます。

ベーカー嚢腫になりやすい一因として、脚力があるとなりやすいです。また、過去に膝を負傷したことがあると罹りやすいです。

新鮮なので滑液包はまだ固くなっていません。幸いです。

当院規定の治療を行います。

治療

治療内容

1回で最大限の治療効果を出すために、これだけの治療が必要になります。

  • 滑液包に柔軟性を出す
  • 外側脊髄視床路への神経促通
  • 膝関節自体の抗炎症
  • 患部の血流促進や体液循環促進
  • 患部の悪玉活性酸素除去
  • 村坂ゴムバンド足指強化法の習得
  • 膝関節の隙間を広げ、関節液の促通させる自己運動

使用する治療法

  • 滑液包に柔軟性を出す特殊鍼(独自開発)
  • チクチク療法(長田式無血刺絡療法)
  • 高濃度人工水素水浴
  • 加圧リハビリ(医療目的加圧トレーニング)
  • 逆止弁解放テクニック(独自開発)

チクチク療法だけ痛みを伴います。

自宅リハビリ

コラーゲン(ゼラチン)を摂取すると30~50%くらい直接吸収されるので、巷の健康食品よりこちらの方が凄く役に立ちます。惑わされないようにして下さい。

足指リハビリが必要になりますのでこの方法を行います。外反母趾でなくても下半身に問題があるひとは必ず行って頂きます。

非公開の膝関節腔を広げるリハビリも覚えて頂きます。

結果

嚢胞は一旦消失しました。滑液包自体に柔軟性が出てきました。

しかし、立位(立つ)で再び嚢胞が出現します。

治療途中でも消退しかけて良好な症例でしたが、今後の自己リハビリで様子をみて頂くことになります。

経過を見て再び来院して頂きます。

 

お知らせ

この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。