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【緑内障の治療】鍼灸で見え方が改善する場合もあります 改善や進行が遅らせられるかは不明です

当院では鍼治療も行っています。患者さんからの質問がありました。

目の病気に対する鍼治療は有効ですが、当初、週1回以上の通院が必要になります。改善する可能性のある治療法です。

回数は10回以上必要です。安定してからも維持するための通院は必要です。

問い合わせ

  • 患者さん「先生の所では緑内障の治療をされていますか?」
  • 私「ご希望があれば行います」「見え方は改善する事もありますが、検査結果も変化が出ない場合も多いです」「症状の進行を遅らせられるかは不明です」
  • 患者さん、残念そうに「そうですか…」「知り合いからXX県XXの鍼灸院が良いと紹介されたのですが通院できないので…」
  • 私「当院の治療費用は初回1万円くらい、2回目からは少し安くなります」

世界基準のメルクマニュアルには

緑内障 – 20. 眼の病気 – MSDマニュアル家庭版

こんなに種類があります。

  • 原発開放隅角緑内障
  • 正常眼圧緑内障(一番多い)
  • 原発閉塞隅角緑内障:慢性型と急性型
  • 発達緑内障
  • 続発緑内障

眼圧を上がらないようにするのが治療の基本です。

近年判明したのは、元々、眼圧に対しての視神経の耐性が低いのが原因と言われるようになってきました。

お薬も良く効くのが出てきますので、標準治療をしっかりしましょう。

調べてみました

とある鍼灸治療院がヒットしました。

あれれ、私の印象ですがSEO対策をしてあるような感じです。

記事のボリュームがそんなに無いのにトップに来るのは不自然な印象を受けます。

SEO対策とは、ホームページに細工をして順位が上がるようにする対策です。

検索の利点としては、その人の検索履歴からより良いとGoogleが判断して検索順位が変わります。

これも検索時代の利点であり弊害でもあります。

検索エンジン最適化 – Wikipedia

患者さんの気持ち

まだまだお若いので、この先失明になるのか大変不安なようです。

治らない病気で、患者さんに取って標準治療の効果があまり期待できない場合(治らない場合)は、私たちの治療に過度の期待を持たれる人もいます。

病気の種類で、仕方ない面もありますが、改善の余地があるのもあります。

当院の治療

治療費を捻出できれば治療を行う価値はあります。

鍼、XX、XX、XX、を行います。

鍼のみでは効果が弱いのでプラスして当院独自の治療を行います。

眼の動静脈は一番細いので、血流を整える栄養指導もしますので、結果的に安い治療費になっています。

私は経絡を信用していませんが、肝に係わるのは臨床上事実なので勘案します。椎骨動脈の流れを良くすることは脳眼疾患では重要です。

治療直後は、瞳孔の反応が良くなり今までより明るくキレイに見えるようになる人が多いです。

効果の判定は、10回程度治療を続けてみないと分からないです。

効果が有ったとしても治療は継続する必要があります。

標準治療の不安から

良く効く治療も大切ですが、正しい情報を提供するのが私たちの役目です。

他の患者さんも、医者で聞く事ができなくて、しょっちゅう質問を受けます。

質問された人は、耳に心地よい事を言って欲しいのでしょうが、ダメなことはダメと言います。心地よい答えを希望していた患者さんは、その後来なくなります。

そして心地よい事を言ってくれる所へ行かれます。無資格の所や、加持祈祷に走る人もいます。

このように紛らわしいのがはびこるのも、標準治療では改善しないと言う不安につけ込む輩が多いのが実情です。

悪くならないように治療しましょう?

同業者で、このようなことを頻繁に言う人がいます。

それが、どれだけ悪化のスピードを遅らせれるかは全く不明です。

患者さんにとっては、ひっとして良くなるのでは、ひっとしたら良くなるのではという気持ちのバイアスがかかる魔法の言葉です。

私も、高齢者には悪化しないようにという表現も使うことはありますが、気をつけて使う必要があります。

臨床経験からそれぞれの病気の治療回数を決め事実を伝え、その時点で患者さんと相談し治療の継続の可否を考えます。

それが治療と考えます。

予後をスパッと言いますと、治療から逃げていく人も多いのが事実でもあります。

いつまでも健康で居られるはずは無いので、無病息災じゃなく、一病息災を心がけましょう。

肉体は借り物と思って、日々感謝し大切に使いましょう。

 

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この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。