村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。
「信次先生の悟り」
高橋信次先生は、今生、差別を体験するために非常に厳しい条件を選ばれました。
また、釈迦時代と同じく36才によって、地上界の霊道を開かれて指導する目的であったのですが、約5.6年、ご自分の計画から遅れたのです。
なぜ遅れたかは、地上界は、ものすごく物に対する執着のスモッグ状態がひどかったからです。
今生は遷化されるのも48才でこの世を去ると予言をされました。
なぜ48才であの世に還られたのは、ひとつは地獄を説いたことです。
やはり地獄の存在を説くには、一旦、意識を地獄へ持っていかないと説けません。それには肉体の極度の消耗が伴うのです。
もうひとつは、肉体を持っていては地球の安全が守れないからです。
ソ連、フランス、英国、アメリカという国々が、地球が幾つあっても足りないほどの原子爆弾を抱えてしまったのです。
いつ、どこで爆発を起こしても不思議ではなかったのです。その条件の中で、信次先生が肉体を持っていらしては見届けることができないのです。
信次先生はあの世にいれば、「宇宙即我」ですから、神様の意識を掌握しているのです。「観自在」とは、あの世にお還りになれば、地球上のあらゆる人々の心を掌握できるのです。
これはきな臭いと思うと、すぐあの世でわかるのです。
信次先生が在世の頃、そのきな臭さがわかって、ジョン・F・ケネディが、暗殺される3ヶ月前に、あの世に引き上げられることがわかったと、私に話してくれました。
ケネディは、1962年のキューバ危機で原爆を使おうとしたのです。そして、1963年にテキサス州ダラスにて、オズワルドという悪魔の天使に暗殺されたのです。(史実では、ケネディはキューバ危機を回避した人物となっている:注釈)
その後、同じ意識の条件であった、ソ連のブレジネフ、アンドロポフ、チェルネンコという人々が、次から次とあの世へ引き上げられました。
日本でも、日本四島を不沈空母にすると言われた、危険分子であった大平総理は、アメリカのサミットから帰国後、心臓がおかしくなったのです。これは、あの世で引き上げるためだったのです。
もう地球上は原子爆弾の爆発は許されないのです。ソ連は、アメリカの経済力が弱った時に乗じて、アメリカを叩いて、自分が主導権を取るという魂胆があったのです。
それに代わって出て来たのが今のゴルバチョフなのです。戦争を回避しなければならないことを天上界はよく知っており、計画のもとにソ連の内部崩壊を起こさしめたのです。
やはり、あの世という存在は正しく掌握しなければなりません。
原子爆弾を使う意識になると、ソ連では核弾頭の事故爆発がありました。その後、原子力発電所のチェルノブイリの事故で打撃を被っています。
人間同士、喧嘩をして、この地上界を破壊してはならないという、あの世の条件を持っているからなのです。