Windows10には、WindowsLiveメールが付属しません。今後も復活は無い模様です。
2019年は企業個人ともWindows10へ移行する必要がありますから、早急に対策を取るべきです。
Outlook(Office 365)へ移行手順の解説で、無料のoutlook.comに応用できるかは不明です。
ご存じですか? OS にはサポート期限があります! – Microsoft atLife
2020 年 1 月 14 日 には Windows 7 の延長サポートが終了します。
Windows10で使える主なメール
同じPCでの移行なら簡単なんですが、別PCへ移行なので苦戦しました。
Windows10メール
無料です。実は一種のブラウザです。
本当はOutlook.comのデータをメールとして表示しているだけです。
Outlook.comのアカウントが必要となります。
Outlook.com
- Outlook.com – Microsoft free personal email
-
Outlook.com (旧 Hotmail) に、以前のメールをアップロードする方法 – Microsoft atLife
今回はOutlook.comのアカウントが無いのでこの方法は使いません。
Thunderbird(サンダーバード)
個人的には使いやすいメールです。
Thunderbird — メールをもっと簡単に。 — Mozilla
Outlook(Office 365)を使用しないならお勧めです。設定も簡単です。
Google Gmail(無料)
Outlook2016(Office 365 Business)へ移行を実施
今回はOutlook2016(Office 365 Business)へ移行したので手順を公開します。
Office 365 Businessを契約していますので、Outlookは付いています。
Microsoft 公式 – Office 365 Business
こちらのページが大変参考になりました。
作業工程
元PCのLiveメールバックアップ
↓
Outlookファイル変換
↓
別PCへデータ移行
↓
Outlookで復元、表示名変更
Windowsliveメールのバックアップ
まず、Windows7のWindowsliveメールをバックアップします。
保存場所は隠しフォルダなので見える様にして作業します。
MailStore Home
ソフトはこれを使います。個人は無料ですが法人利用は有料です。
MailStore Home-フリーのメールアーカイブソフト-
手順はMailStore Homeに解説があります。
その前に、メール実データの場所の特定が必要になります。バージョンで違う場合がありますから適宜読み替えてください。
受信データはパソコンにある(POPの場合)
IMAPではなくPOPデータはクライアントに保存してあります。
- Windows 7のWindows Liveメール(2009)でメールデータの保存場所を変更する方法 121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 012071
- Windows 8 / 8.1のWindows Liveメール(2012)でメールデータの保存場所を変更する方法 121ware.com > サービス&サポート > Q&A > Q&A番号 018822
- メール移行ガイド|Windows Live メールからOutlook 2013に移行する – FMVサポート : 富士通パソコン
- Windows 10 スタートガイド – FMVサポート : 富士通パソコン
重要ポイント!
旧パソコンにOutlookがインストールされていないと、メールの形式変換がエラーが出で作業が進みません。
データ変換の前にOutlookをインストールします。
Outlookのライセンスが旧PCに無い場合は、Office 365 Businessなら5台までインストールできます。
そうでないならOffice 365 Businessのアカウントを取得し無料期間を利用してインストールすれば良いです。
復元作業
Outlookは「pst」ファイルです。
復元は新しいPCのOutlookに行います。
設定はサーバーを経由して別PCへデーターを移します。USBでも良いと思います。
データはマイドキュメントのOutlookフォルダに入れます。
表示名を変更するにはここで変えます。
このように表示されます。
復元後に確認したら、一部のデータか抜け落ちていました。
もう一度、バックアップからやり直して成功しました。
アドレス帳の移行は
CSV形式(Excel表のような)にしてデータを取り出し他のPCへ移行します。
このページが分かりやすい解説をしています。
Microsoft様へ
Microsoftも移行ソフトの提供はありませんので自力で解決するしか有りません。
Office 365 Businessを推すなら移行ソフトを作って下さい。