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両手の母指CM関節症・ヘバーデン結節症の57歳女性、2日間の治療で指が開くようになり痛みも激減、重度でも改善する可能性を示唆

遠方からの来院ありがとうございます。埼玉県からお越し下さいました。

新幹線とワイドビューひだ(名古屋周り)の利用です。

一泊され2回治療の予定です。

来院までの状態

  • 7.8年前から調子が悪くなってきた

  • 気になりだしたのが3年前

  • その後、整形外科を2軒受診

  • 最初の整形外科では注射と痛み止めを処方され、手術をすすめられる

  • 注射も何回もできないと言われる(一般論として、ステロイド注射の抗炎症作用は強力です、しかし関節・腱・靭帯を弱くします)

  • 2軒目の整形外科で物理療法を受けるが変化無し

  • 2年前に接骨院での治療でも変化無し

  • 指が開かなくなったのが1年前

  • 装具も処方され装着したが、固くて実用にならずに使用せず

  • その後は仕方ないとあきらめていた

インターネットで私が開発した母指CM関節症の自己リハビリ「村坂ストレッチ法」をご覧になり、実施したら多少改善したので、正確なストレッチを学ぶのと治療で来院することにされました。

初検の状態

母指CM関節症と、親指と中指のヘバーデン結節症です。

母指CM関節症はステージ3-4相当です。あきらかな変形があります。

CM関節に出る痛みを避けるために、指を広げないようにしています。

片方の親指の爪も変形しています。これはCM関節に負担をかけないように指を使っていたからです。

治療

当院の母指CM関節症の治療を行います。

治療の途中で、指は開くようになり痛みも軽くなってきました。

私の臨床では、股関節と母指CM関節の関連性が有り、患者さんは対側の股関節の動きがスムーズではありませんでした。

これを改善するには、仙腸関節の副運動の回復が必要になります。鍼治療は無効です。

関節運動学矯正法でキレイに引っかかりを取ります。

患者さんの体は柔らかい

患者さんの体は柔らかいです。体幹前屈も難なくできるそうです。

しかし、前腕筋や指の柔軟性がありませんでした。また、外反母趾もあります。

考えられるのは、体幹の柔軟性と四肢末端の柔軟性は別というのが分かります。

やはり前前腕筋の異常緊張があります

自宅で自己リハビリを我流でやられていましたが、前前腕筋の異常緊張があります。

これが解消されないと、母指CM関節症もヘバーデン結節症も改善しません。

我流ではなく、正しくできるように学んで頂きます。

逆説的には、前前腕筋の異常緊張が完成されると、指に負担が必要以上にかかる証拠でもあります。これは体質>加齢が原因と考えます。

ヘバーデン結節症をどうするのか

変形は避けられない場合が多く、外観上の整復は手術となっています。

引用:変形性関節症 (OA) – 06. 筋骨格疾患と結合組織疾患 – MSDマニュアル プロフェッショナル版

物理療法として、長田式無血刺絡療法(チクチク療法)を自宅で行って頂くことにより効果が出ます。

患部の炎症が抑えられ腫れも引きます。

脳神経外科医の長田裕先生が開発した専用器具を購入して頂きます。

2日目の治療

治療前の診察では、指が開くようになり手が合わせられるようになりました。

両手を合わせる合掌の状態です。患者さんも、うれしそうにやって見せてくれます。

ヘバーデン結節症も多少腫れが減少しています。宿で長田式無血刺絡療法をやったそうです。

あきらめていましたので、大変喜ばれました。

1日目で取れきれない状態を解消し、のち、患者さんもビックリするくらい手が開き痛みも無くなりました。

ネックレスが付け外しがやりやすくなる

驚くべきは、ネックレスを外すのに難儀しておられましたが、2日目の最終にネックレスを付けるときは全く気にならず手が動きました。

親指が開きOKサインができるようになった証拠です。

外反母趾もあるので

外反母趾もありますので、それようの「村坂ゴムバンド足指強化法」を学んで頂きました。

これで、下半身の力が入るようになるので、手の負担が軽減されます。

将来の膝関節や股関節の障害を予防することか可能になります。

某社のコラーゲンを飲まれていました

数年間にわたり、某社のコラーゲンを飲まれていました。魚由来のコラーゲンだそうです。

毎日5-7グラム程度なので、現状維持には良いですが、積極的に改善となると10グラムは必要になります。

私の体験では、魚由来よりも牛豚由来の方が効果があると考えています。

ニッタバイオラボ(ニューシルバーかコラーゲンプロ)の商品をご紹介しました。

原薬メーカーなので、高品質低価格です。詳しくは下記記事をご覧下さい。

感想

2回の治療で改善したので、今後は自己リハビリを実施したら順次良くなることでしょう。

母指球筋の拘縮が緩めば益々良くなります。

関節自体の修復は半年や年単位なので、根気が必要になります。

80歳代の患者さんでも3年間の特製サポーター装着で変形がほとんど分からないくらいになり痛みが消退したので、50歳代なので大丈夫でしょう。

1.2.3年後が楽しみです。

気持ちも晴れて

患者さんは、症状が思いのほか改善されたので、心の余裕ができました。

2日目の治療も午前に終わったので、「昼から白川郷を見学して帰ります」と、喜んで院を後にされました。

白川郷観光協会 – 世界遺産白川郷の観光協会です。

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
特に手技治療においては臨床の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
手術の選択する場合でも、事前に治療や独自リハビリなど行うことにより術後の結果が良くなっている症例も多いです。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。