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Swayback(スウェイバック)姿勢に対する仙腸関節の機能異常を治す手技は大変難しい

Swayback(スウェイバック)姿勢と言うのがあります。

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Swayback姿勢 – Google 検索

最近は若い人でも見る姿勢です。スマートフォンの普及によって誘発されたと考えています。

この姿勢が悪いわけではありませんが、何らかの症状が起きたときに治りにくくなります。

姿勢は太っている痩せている体格のタイプと同じことです。全員が標準では無いですが異常でもありません。

より良くは可能ですが標準を目指すのも無理があります。

腰の痛みとそけい部の痛みを訴えられる

腰全体と両方の股関節の前面そけい部の痛みを訴えられます。長年悩んでいたそうです。

仙腸関節の機能異常が第一原因です。治療に反応しない場合は腸腰筋の異常もあります。

Swayback姿勢で難しいのが、仙腸関節を矯正しようとし圧をかけても関節が逃げてしまいます。

言葉での表現が難しく、悪い場所ほど治療がやりにくいのです。これは人間の自立性なのか悪くても維持するように反応します。

これを治すには標準方法(仙腸関節・前屈上方滑り法)は全く無効で、特殊な方法が必要になります。これを開発するには時間がかかりました。

その場で痛みが取れた

その場で痛みが取れて、開排運動も正常になりました。股関節のFadirf・Fabere(Patrick)テストも正常になりました。

何年も悪かったので痛みは記憶されています。関節の動きも再び悪くなりますが、何回か治療を行えば良い状態の記憶を学習して、関節の動きも正常になるので、痛みも無くなります。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。