結果を出す手技療法のパイオニア

15年前に股関節手術をしてから段々腰が痛くなった60代女性・女性はガマン強い人が多いです

この患者さんは、全人工股関節置換術(Total Hip Arthroplasty:THA)を受けられています。

手術した場所はもう痛くありませんが、近接する場所が痛くなることは大変多いです。

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THA 股関節 – Google 検索

症状

少しの動作でも腰に痛みが出て来て辛いとの事です。痛くて、もう踏ん張りが効きません。

整形外科では仕方ないと説明を受けてガマンをしていました。辛いときのみ痛み止めを飲んでいたそうです。

来院までの経過

痛み止めは嫌いだそうです。

股関節に金属が入っているので、怖くて手技治療や電気治療は受けたことがありません。

このような患者さんは関節に金属が入っているので、マイクロ波治療は深部やけどになるので絶対行ってはダメです。

以前より当院のことはご存じでしたが、痛みが強くなってきたので思い切って来院されました。

当院の治療

手術自体は成功しているそうです。金属の緩みもないそうです。

1日の歩数制限や手術をしたことによる意識で手術した側の腰に負担をかけています。手術した側のお尻の筋肉が少し痩せています。

治療の方法は

解剖運動学療法を、仙腸関節、腰仙関節、腰椎に行います。
今まで、このような症状には、解剖運動学療法のみ行っていましたが、下記の治療を追加して使うようになってからは数段成績が良くなっています。

チクチク療法を、ゼロポイントやデルマトームに関連するポイントに行います。

リアラインコアで、骨盤と肋骨の捻れのバランスを取ります。

この治療で、都合3回で略治しました。

痛いと運動もやりたくない

臀部の筋肉を付けるのは難しく、本人さんとの相談で今後の課題として考え、まず痛みを取るのが先決と考えます。

私自身も膝を壊してから、痛みがあると運動をしたくない気持ちなります。やはり、悪い方の筋肉は痩せます。

痩せた足やお尻の筋肉を付けるのは、加圧リハビリが辛くなく関節負荷も掛からずに安全ですが、今回は痛みを取ることのみに特化しました。再発を防ぐためには筋肉を付けることは必要になります。

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この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。