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中学生女子の陸上・長距離選手が体重を減らす軽量化戦略は選手生命縮めます、貧血予防の正しい食事と第二次性徴による体の変化を考える必要があります

女性は避けて通れない問題です。どうしても指導者が見落とす傾向があります。

まず、成績が落ちたら貧血を疑って下さい。正常域の低めはダメですよ。

馬並みの心臓と減量で勝つ

これは本当の話です。

持久系オリンピッククラスの指導者が言っていたそうです。

「馬並みの心臓」は練習量を増やせば良いと考えて、とにかく凄い距離を走り込みます。

「減量」はとにかく体重を軽くすることです。

通常、絞った体から一層の減量は大変難しいですが、骨がカスカスになると劇的に軽くなるのです。

これは骨粗しょう症を目指して減量することです。生理は当然止まります。

「生理が来なくなって一人前」の幻想 ――10代スポーツ女子をむしばむ月経周期異常 – Yahoo!ニュース

信じられないことが平然と行われています。

軽体重に対する警告

マラソン選手の摂食障害リスク「軽量化戦略」見直しすべき

大学生の統計ですが、BMI 18.5 以下で、あきらかに無月経が増えるとされています。

持久系は11.6%に無月経が見られます。

若年女性のスポーツ障害に関する研究 (日本医療研究開発機構 女性の健康の包括的支援実用化研究事業)

現場は

市民ランナーさえも、1キロ減らすと成績は必ず良くなるので体重には敏感になっています。

陸上選手も太ると記録が下がることにおびえて、食べながら体を鍛える考えが少ないのです。

食事をおろそかにすると、結局、体を壊して脱落します。

スポーツ貧血とは

スポーツ貧血 – Google 検索

  • 運動によって血中の赤血球の数またはヘモグロビン濃度が低下した状態です。
  • 女性は男性に比べて3倍の高頻度で発症し、特に新体操や陸上長距離などのハードなスポーツに多く現れます。

引用:スポーツ性貧血とは | グリコ 健康科学研究所 | 研究&実験アーカイブ

対処方法は食べること

実際に正しい食事をしていない場合が多いです。

レバーを食べないから貧血になるのではありません。

炭水化物を恐れない

糖質制限は運動選手には不要です。成長期の中学生に勧めるのは同意できかねます。

ご飯は、即効性のエネルギーなのでトレーニングには重宝します。

プロテインより食事

学生は食べることが大切です。食事でタンパク質を摂りましょう。

タンパク質は、肉、魚、卵、大豆などです。から揚げなどは安くて最高の食材です。

脂肪も大切な栄養素

毎日の体重管理は大切ですが、太るから脂肪分を摂らないとかは考えなくても良いです。

ホルモン分泌には脂肪分も必ず必要です。

貧血検査はフェリチンも

定期的に血液検査をしてもらいましょう。赤血球数、ヘモグロビン濃度、ヘマトクリット値です。

一緒にフェリチンを測って欲しいとお願いして下さい。フェリチンは体内に存在する鉄貯蔵タンパク質です。

フェリチン – Wikipedia

隠れ貧血が分かります。今は測る施設が増えています。

ここで大事なのは、正常域の低めです。

運動選手は低めでも成績か落ちる場合があるので、食事を改善して数値に変化が出ないなら、積極的に鉄剤を摂ることを勧めます。

鉄剤とタンパク質はセットで考えて下さい。

鉄剤のみでは効果は半減です。

第二次性徴は

第二次性徴が始まると、減量の努力をしても脂肪が付き、体の切れが悪くなります。

当然、成績も落ちます。

これは致し方の無い事実です。子供が作れる体への変化なので、ここで変な減量とか行うと、高校大学と運動を続ける体力が削がれます。

一旦、トレーニングから離れてみることも大切です。

体つきが変わり安定すれば、再びトレーニングが可能となります。

場合によっては、種目変更も必要になります。

中学生は骨が未成熟

中学生で好成績を残す場合は、選択した競技に本人の体格や性格が向いていたための場合が多いのです。

ここを間違えると、進学して悲惨な状態になります。

競技に向いていて、高校や大学で活躍すると期待できる能力の伸びしろを、練習のし過ぎて潰さないようにしなければいけません。

本人、両親、指導者は、練習量より練習の質を重視する必要があります。

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この記事を書いた人

村坂 克之

村坂 克之

村坂療法の創始者、小又(こまた)接骨院院長です。
国家資格である柔道整復師、鍼灸師にて、科学的根拠(evidence)の西洋医学と実証経験の東洋医学の調和を図り治療に当たっています。
実証経験とは症例(n=1)の積み重ねのことです。
手技治療においては臨床経験の蓄積が治療成績につながります。
通常の治療で改善しない人、検査が異常無しでも症状がある人、手術を検討されている人、手術後の後遺症でお悩みの人は、どうぞご相談下さい。
施す治療に100%の正解はありませんが、お力になれば幸いです。