結果を出す手技療法のパイオニア

五十肩の症状を呈する70代女性 胸郭出口の筋緊張が原因の場合も

このような症状には頻繁に遭遇します。

症状

服を着るときに肩に強い痛みが出て、夜間にうずく痛みもあると訴えられます。

見た目は五十肩と同じです。

解説

胸郭出口症候群 – Wikipedia

治療は

診察の結果、胸郭出口症候群の前駆症状が原因でした。

斜角筋群(前・中・後)、胸鎖乳突筋の筋緊張が取れるように治療を行います。

この患者さんの場合は、外側脊髄視床路への治療と、頸椎椎間関節の副運動を回復させる治療を行います。

慢性になると

痛み止めで取りあえず痛みを抑えると一旦は楽になります。

しかし、治らずに慢性に移行すると、頚腕症候群、胸郭出口症候群、五十肩など多彩な症状が出ています。

軽い症状でも早目の処置が大切です。

  • -
    コピー

この記事を書いた人

アバター画像

村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。