五十肩、野球肘・ゴルフ肘・テニス肘には、アームカールを正しく行うと凄く効果が出ます。
いかに正しく行うのかがポイントですが、まず、やることが大切です。正しくできる人は本当に少ないので、痛みが出ないようにやってみて下さい。
上肢の動きにクセがあると色々症状が出てきます。
アームカールが上肢運動の基本
このyoutubeは、体ができあがった人のフォームなので参考にはならないです。アームカールはなんぞやということでご覧下さい。両手で行うのでバイセプスカールとなっています。
目的は
正しく上腕二頭筋の収縮と伸張を行い、その運動に伴う筋連結の再学習を促します。
正しいフォームは
背筋を伸ばしません。胸を張ってはいけません。壁にもたれません。
運動の最初は、体と肘に握り拳くらいのすき間が空きます。
上げると同時に小指が外側方向に捻れます。
言葉で言うのは簡単なのですが、実際は難しいです。
女性で500gから1㎏、男性で2,3㎏で十分効きます
筋トレです。スジトレにならないようにしましょう。
筋肉や腱の柔軟性の回復を目的にしますので、重い重量は不要です。
この重量で、力こぶ(上腕二頭筋)がパンプするトレーニングが必要になります。正しく行うと筋連結で大胸筋まで反応します。
肘を伸ばしたときも肘を曲げたときも常に力がかかっていないと効かないです。
ぴったりの日本語が
普段の動作や運動の時の動きが小手先になっているんです。肩や背中、腰を使わないようにしたいのですが極めて難しいです。
五十肩になる人は
成人までに体得した関節の動きが原因ですが、発症すると上腕二頭筋腱の柔軟性があっというまに無くなります。
アイロン運動は全く効果はありません。
拘縮があると手は上げられませんが、アームカールはできます。
世界基準のメルクマニュアルには
肘のけが – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版
野球肘・ゴルフ肘(上腕骨内側上顆炎)
肘の内側の痛みです。子供から大人までなります。ゴルフで痛みが出るとゴルフ肘とかいいます。
ざっくり言うと、肩を使わずに前腕だけで動作を行うタイプの人はなります。
ゴルフが上手くなりたいのなら、下半身の支えが必要なのでスクワットや走り込みの大変地味なトレーニングは必要になります。
ここで上半身のみトレーニングを行うと、最初は良いけどだんだん崩れていきます。
お尻が大きくないと球技は上手になりません。
テニス肘(上腕骨外側上顆炎)
肘の外側の痛みです。大人に多いです。
これも肩を使わずに前腕だけで動作を行うタイプの人はなります。
指の柔軟性が少ない人がなりますので、CM関節症のストレッチを参考にやって下さい。
母指CM関節症は治療だけでは治りにくいので患者さんに指のストレッチをお願いしています | 村坂克之@小又接骨院のブログ 飛騨・高山・下呂