結果を出す手技療法のパイオニア

左腰痛を訴える子育てママ・原因は反対側の仙腸関節と中殿筋の機能異常でした

お子さんがたくさんいて目の回るような毎日です。

外国では魔女の一撃と

ぎっくり腰を外国では「魔女の一撃」と言うそうです。

よく見かける至らない治療

痛い患部にしか目が行かない場合は、痛い場所しか治療しません。

「木を見て森を見ず」の治療です。

左腰に痛みがある場合は

通常は患部である左腰の治療で良くなるのでしょう。

患者さんは腰を曲げて靴下がはけませんと訴えます。特に痛みを感じる左足が曲げられませんでした。

余計に患部の異常であると思い込む先生も多いのです。

治療の過程で発見できます

当院の基準治療を行い体の反応を見ます。

頻繁に来院できない場合は、一気に原因を追求します。

診断的治療の特徴で、順番に痛みの可能性を解消していく治療をします。

今回は痛みと反対側の仙腸関節のと中殿筋の機能異常を治すと劇的に治りました。時々ある症状です。

右仙腸関節

 

右中殿筋(大殿筋を外した状態)

今回の診断的治療の内容

  1. 外側脊髄視床路への治療
  2. 両仙腸関節の機能異常の治療
  3. 胸椎11.12番の運動性の改善
  4. リアラインコアにて骨盤と胸郭の動的矯正
  5. (骨盤と胸郭は反対の動きをします)

  6. 頸椎2番の治療
  7. (多列筋・半棘筋の筋連結を考えます)

  8. 疼痛の半対側の仙腸関節の機能異常の修正
  9. 中殿筋の賦活治療

このような治療を適宜行います。どの時点でどの治療をするのが、効果の善し悪しを決める「さじ加減」になります!

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。