結果を出す手技療法のパイオニア

動けないほどのぎっくり腰、仕事を休めないし早く治したい時の自分でできる対策

痛みで体が鉄板のようになり、それで益々痛くなります。(防御反射なので仕方ないですが)

だいたい一ヶ月の辛抱で落ち着きます。

痛み止めもあんまり効かないし、どうしても休めない場合はどうすればよいでしょうか。

通常、治療無しでは、これだという適切な方法がないのが実情です。

以下の方法は、試して頂くと意外に効果があり喜ばれています。

ぎっくり腰とは

ひどい痛みなら、ちゃんと治療は受けて下さい。

と言っても、整形外科では画像検査をしてお薬やコルセットの処方で様子を見ましょうになります。

ぎっくり腰とは急性腰椎症ですが、動けないのは椎間板ヘルニアが多いです。

飛び出したヘルニアも貧食細胞が食べてくれるので心配しなくて良いです。椎間板が膨隆した場合は1~3ヶ月、飛び出た場合は3ヶ月から半年はかかります。

足がしびれて動けない場合は手術の適応になります。

筋肉や関節由来なら1週間もかからずに動けます。

尻餅で痛めたりすると高齢者は圧迫骨折の場合もありますから要注意です。

骨がもろい人が多い女性では、普段の生活で腰椎圧迫骨折する場合も散見しますので、強い腰痛の場合は注意が必要になります。

通常の治療は受けた上で

ぎっくり腰はマッサージや指圧は厳禁です。その時は楽でも後で本当に動けなくなります。

ウォーターベッドもダメです。牽引療法もダメです。

当院では

当院の治療では、腰を曲げて来院なら2日から1週間以内に動けるようになります。

症状により差があります。コルセットは必須です。

朝と夜の風呂で腰の柔らかさを取り戻す

これが本当におすすめです。湯船で行います。

寝る前と朝起きてから、ぬるめのお風呂で体を徐々に動かす練習をします。10分から30分はかかるでしょう。のぼせないように飲み物も必要になります。

だいたい1週間ほどで動きが出てきます。

決して無理をせず自然に動かします。必ずじわじわと動けるようになってきます。

前へ曲げる、後ろに反らす、捻る、などなど。

コルセットを寝るときも着ける

寝返りは自分で行っている矯正法です。子供はいっぱい寝返りをして朝には元気になります。高齢者ほど寝返りをしない傾向があります。

ぎっくり腰でも、これができないと治りも遅いです。

きつめ、ゆるめは好みなので、締め加減はお好きに。

楽になって来ると気持ち悪くなりますので、その時点で外して良いです。

仕事の時にコルセットを二重三重に補強する

これが大切です。

患部の腰を安静にしながら、動けるようにを日常生活の中で実現しなければならないのです。

仕事休んでいて楽になっても、仕事を始めると結局痛みが出るので、動きながら治す方法をおすすめします。

普通はコルセットをしてゴムベルトや帯やさらしをその上から巻きます。その反対の巻き方が楽という人もいます。皆さん工夫しています。腰を曲げなくて体を動かせる工夫です。

動くときは締めすぎになっている場合が多いので、休憩の時は緩めてリラックスしましょう。

これも動けるようになると取りたくなります。

薬局で手に入る痛み止め

薬剤師さんに相談の上、購入して下さい。

お薬の強さはロキソニン>タイレノールですが、感受性には個人差がありますので一概には言えません。

お医者さんでは、痛み止め自体、胃壁を荒らすので胃酸を抑えるお薬(H2ブロッカー、プロトンポンプ阻害薬)も一緒に処方されます。

ロキソニン:胃腸が弱く無ければ

タイレノール:空腹でも飲める

タイレノールと同じ成分の

必ず便秘になるので対策を

痛み止めを飲んでいると、必ず便秘になるので対策をした方が良いです。

痛くてお手洗いで気張れないので益々出なくなります。

お水をたくさん飲んだり、軽い便秘薬を飲んだり、対策が必要になります。便秘が有ると治りも遅くなります。

後は良い治療を

クセになるのかという質問を受けますが、クセにはなりませんが弱点にはなります。

当院では、最速で治るように治療に当たります。

お大事に!

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この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。