結果を出す手技療法のパイオニア

70代女性 背骨の圧迫骨折から10年消えない腰痛

胸椎12番を圧迫骨折して整形外科病院へ入院。潰れた椎骨へセメントを入れるのを行ったそうです。(経皮的椎体形成術)

それ以来、腰痛に悩まされています。これは圧迫骨折患者さん『あるある』です。皆さん、多かれ少なかれ腰痛に悩まさせているのが実情です。

何とかならないかと、整形外科、接骨院、治療院、等々と渡り歩いたそうです。

結局、治ることは無くあきらめ、近医にて痛み止めとシップを処方してもらいましたが、それも効かないので何もせず過ごされていました。

女性は我慢強い人が多いのでこのような経過の人が多く、片や男性は痛みに弱く直ぐ手術に走る人が多いようです。

背骨(せぼね)の圧迫骨折とは

世界基準のメルクマニュアル(Merck Manuals)の解説です。アメリカとカナダ以外ではMSDマニュアルとして各国に提供されています。

やさしくわかる病気事典: 脊椎(せきつい)の圧迫骨折(あっぱくこっせつ) – MSDマニュアル家庭版

脊椎の圧迫骨折 – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版

施術

もうすぐ80歳になるので、脊椎矯正は実施できません。鍼灸のみ有効な手立てとなります。

このような病態に対して、鍼灸の効果は目を見張るものがあります。

圧迫骨折から来る腰痛を治すための独自の鍼灸を行います。体の冷えを取り、脾胃の働きを強くし、背骨の筋肉が正しく動くように改善します。施術直後は背筋も伸び背が高くなりました。

鍼灸とは(独自の特殊鍼法)

2回目の来院時に「こんなに楽になるのならもっと早く来れば良かった」としきりに言われます。

圧迫骨折になると腰は曲がりますが、痛みを解消するか少なくして過ごすことは可能です。

当然、良くなっても定期通院は必要ですが、今後は快適な余生を過ごして頂きたいと思います。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。