飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。
70代男性です。
中部で展開されていた事業を精算され、悠々自適の毎日でゴルフ三昧です。
若かりし頃、プロアマ大会でトップ選手と競ったことがあるそうです。
改善してから「親友の紹介だったので義理で来院したけど、貴方の鍼がこんなに効くとは思いもよらなかった」と言われました(笑)
エージシュートってどういう意味?
エージシュート(Age-Shooting、またはエイジシュート)は、ゴルフの1ラウンド(18ホール)ストロークプレイを、自身の年齢以下の打数でホールアウトすること。
症状
腰痛、右臀部の痛みです。今年の冬に発症し、ロキソニン(痛み止め)とリリカ(しびれ止め)で一旦は改善したそうです。
以前から腰痛は時々あり、痛みの有るときはロキソニンを飲んでコースに出てたそうです。
治療
今回は、ロキソニンもリリカも効きません。最初はお薬が効く、あるある現象です。
1.2回、治療を行い反応が悪いと思いましたら、3回目に、靴下を履く動作が痛いと言われ、確認すると右下肢への放散痛です。
放散痛が足まであると治療方法が変わります。都合、6回行い、現在も継続治療中です。
膝が人工関節でも筋肉が痩せていない
片膝を人工関節にされていますが、太ももやふくらはぎの筋肉は左右同じ太さです。
手術側が必ず痩せますが、ふくらはぎが回復した人を初めて見ました。ゴルフで、たくさんコース歩くおかげです。
痩せたふくらはぎは戻らないのが普通なんですが、素晴らしいです。
持って生まれた素質も有り、今でも筋肉の状態も良く、加圧リハビリ®も行いましたが効果判定ができませんでした。
今回は、年齢の半分の期間で改善しました。
運動もできる人は行うと良いです。私は腰と膝が故障していて無理なので、自彊術が精一杯です。
鍼を刺すと、その人の人となりが手に取るように分かり、患者さんは50代の感覚でした。若いです。
経過途中、吸角療法も体験したいとの申し出があり実施しました。
肩の動きが抜群に良くなりますよと言ったら喜ばれ、吸角で肩甲骨の動きを出したら、古傷の左肩の痛みが出て、その治療を行っています。
その辺りは、やはり歳相応かと思います。
10年後もゴルフをしたいとの希望なので、もっとコンディションを良くしていきます。