お灸の持つ痛みやしびれや色々な病気への効果は凄いです。しかし煙や跡が付くことで敬遠されています。
現在当院では、赤外線LED照射で代用しています。
過去に箱灸で施術
高山市昭和町で開業していた当時は、箱灸でモグサを火事かと思われるほどバンバン燃やしていました。
そうしたら、蔵書から服から壁から全部ヤニですすけて、古川町に移転するときに止める事にした経緯があります。
できれば、もう1度やりたいですが煙の管理ができないので見送っています。
モグサの揮発成分
私は経絡治療に関してはちんぷんかんぷんですが、改めて、お灸のやり方について非常に興味を持ったので、勉強会に参加しました。
お灸といえば、肌にのせて火を付けて熱くなるまでか、温かく感じるまでが効果と言われます。そうなら温灸があるじゃないかと言われますが全く違うのです。温かさも全く不要です。
が、そこまでやらなくても、全く同じ効果が出るということを指導していただきました。
燃やさなくてもモグサ(艾)の揮発成分が人体に素晴らしい影響が出るようです。
独自の道具が何点か必要となりますが、その結果の印象は、燃やさなくても効果が出ることが実証できました。
私の持病の坐骨神経痛もスーッと痛みとしびれが引くのです。びっくりします。驚き桃の木山椒の木です。アッと驚く為五郎(ゲバゲバ90分風)
残念ながら、それに関しての論文は無いそうですが、研究は発表してあり紹介して頂きました。
補助金、研究費を貰えない研究は研究されません。注目されない東洋医学はその立場です。
お薬を使えない人に
妊婦さん、お子さん、高齢者など、あまりお薬を使わない方が良い、また使えない方などへの痛みに対する管理として使えることを確信します。
飛騨地方でも大昔、高齢者が痛い場所に真綿(まわた)を貼ってました。天然の素材は人体に良い結果を出すようです。
今でも寒さや健康に使われている人も多いようです。
エアリズムは湿気対策
片や、汗を皮膚に留めない肌着ユニクロのエアリズムなどは、夏の汗をかく時期の疲労を軽減しますからノーベル賞級の発明と思ってます。
夏場の腰痛や坐骨神経痛などはエアリズムを着ていただくことによって、湿気から解放され早く治る症例が増えました。
湿度の高い東アジア圏では夏は必須のアイテムです。
やはり、なんやかんや言っても人類が進歩してるなと感じます。