数年に1度来院される患者さん、今回はベーカー嚢胞(嚢腫)で来院されました。2022年に完成した手技で嚢胞を収めました。
その場で嚢胞が消えます。消えると言っても関節内に収まるのです。
世界標準のメルクマニュアルの解説
ベーカー嚢胞 – 08. 骨、関節、筋肉の病気 – MSDマニュアル家庭版
標準治療
通常、整形外科でステロイドやヒアルロン酸の注射をして様子を見ます。改善するのは1割程度で、皆さんあきらめているのが実情です。
座るときに膝裏の違和感が出る程度なので放置されます。
痛みが出てどうしようもなったり、膝裏の腫れが気になり気になり来院されます。
患者さん
歩行時にびっこ(跛行)で来院されました。触診の結果、あきらかなベーカー嚢胞(嚢腫)です。
施術
当院独自のベーカー嚢胞(嚢腫)の施術を行います。
現在は1回で嚢胞を収める事が可能なので、それを行います。2022年に完成した手技です。しつこく研究して本当に良かったです。
嚢胞のできた経過や年数により収められない場合があり、炎症があると時間がかかります。実際にお体を拝見しないと判断できません。
逆止弁が開き促通できると、腫れが膝関節前面に出ます。面白いです。
本来なら抗炎症作用を発揮する独自の鍼灸を行いますが、患者さんは週に何度も来院できるとの事なので、他の方法を使います。
実績
両膝のベーカー嚢胞(嚢腫)、70代女性の患者さん。
10回の施術で完治、他の部位で通院されていますので追跡調査が可能で、半年間再発していません。
他の患者さんは治れば来院されません。
何パーセントの割合で治っていますかとの質問を受けますが、臨床家なので、アンケートなどの手間暇はかけられません。ご了承下さい。