70代女性です。家族の家事、農作業をされています。独自の鍼灸を8回実施したら、ほぼ症状が落ち着きました。凄く喜ばれました。
症状
5年10年前から痛いそうです。
当初、坐骨神経痛がつらいと来院されました。話を詳しく聞きますと、つらい症状は、腰痛、足のしびれ、膝痛です。
当初は整形外科へ通院されましたが、お薬や電気だけで変化を感じられず中止されています。
診察すると、腰椎すべり症から来る、腰部脊柱管狭窄症のしびれです。腰椎の前弯が強いです。
施術
しびれは、火鍼を使い2回で治りました。しびれ止めのリリカやタリージェより効くと思っています。
根っこの腰痛は、起床時も痛いし、夕方も痛いと言われます。
起床時が痛いのは、骨、椎間板や椎間関節、脊柱管由来の痛みです。夕方の痛みは、筋疲労のものです。
これが中々変化が出ませんでした。
治療当日と翌日は少し良いのですが、直ぐ元に戻ってしまいます。これは加齢からくる慢性疾患では普通の経過です。
患者さんも指示通りに通院してもらったので、結果が出ました。
背中の筋肉が腰をかばうために緊張が凄く膨隆していましたが、今はそれも無くなりました。
加圧リハビリ®を行い、足腰の筋力を向上させたのも早期改善に役立ちました。
これで、今年のクリスマスや正月は痛みが無く楽しく過ごせます。
施術は10-15回は必要、維持するための通院も必要
このような長年の痛い重症の患者さんでも、10-15回行えば、必ず体の変化は出てきます。
そこから急に改善する症例も多いのですが、直ぐ治るイメージの患者さんは止めてしまいます。
また、加齢は止められませんので、維持するために月1回くらいの通院は必要になります。
これで腰の痛みと足のしびれが出ないのですから、東洋医学は素晴らしいです。
鍼灸は、当院独自のものです。他院では同じ結果は出ません。