私も生来の早食いなので、なんかうれしい論文です。
健康で長生きをするためには、筋肉量が減るのを遅くすることが最も大切です。
高齢者の肺炎の原因である誤嚥性肺炎を起こさないために、咀嚼力や嚥下力が低下しないようにしなければなりません。
高齢で、食事が早い人ほど嚥下力が強くて、結果、接種カロリーも減らないので、筋肉量が減りにくいとの論文が日本から出ました。(高齢2型糖尿病患者のサルコペニア予防に関して)
サルコペニア=筋肉量や筋力の低下
と言っても、食べるのが遅い高齢者を早く食べるようにしても、結局、胃がもたれるだけなので、食事の内容を吟味して、タンパク質摂取が減らないようにしないとダメです。
なぜ筋肉に関心が無いのか
筋肉量と言っても、いまだに関心を持たれないのは、ゆでガエルと同じで、気づかないように少しずつ筋肉量が減りますから、気づいたときにはもう手遅れなのです。
そうゆう意味では、関節に負荷をかけない運動自体もしんどくない加圧リハビリ®/加圧トレーニング®がお勧めで最適解ですが、まだまだ一般への普及には至っていません。
当院では加圧リハビリ®として患者さんへ提供しています。
出典:KAMOGAWA-DM cohort study.
内分泌代謝内科学 | 京都府立医科大学 大学院医学研究科 内分泌・代謝内科学/内分泌・糖尿病・代謝内科