日本の使い捨て鍼トップメーカー、セイリン社の治療器ピコリナを使用しています。
このメーカーの鍼は、鍼治療を受ける初心者でも痛く感じにくいので、使いやすい良い製品です。
電気は皮膚を通過づらい
皮膚は人体と外界を遮断する強力なバリアです。最強の臓器とも言えます。
過去現在と、色々な皮膚通電治療器がありますが、結局、このバリアを越えられない現実があります。
鍼を刺すことにより、いとも簡単にこのバリアを越えることが可能なのです。
電気通電の効果
鍼でも電極による皮膚刺激でもこのうような効果が出ます。
- 末梢性神経の鎮痛
- 脊髄性(背骨の神経)の鎮痛
- 脳性鎮痛(内因性オピオイド)物質の分泌
- 脊髄レベルの運動神経調節
- 局所・全身の血流改善
- 自律神経機能の調節
- セロトニン, ドーパミンなどの神経伝達物質の分泌
電気の皮膚深部浸透率
【浅い】低周波→干渉波→ハイボルテージ→→→鍼通電【深い】となっています。
鍼以外の電気刺激は、皮膚への刺激が強くないと効果が出ません。好きな人も居ますが、これが弱点なのです。
私は電気のピリピリが得意ではないので、鍼通電の方が刺激が弱くても効果抜群なので好ましいです。
2つの周波数
低周波の違うサイクルの周波数や、微弱電気(マイクロカレント)と低周波の組み合わせを使うと凄く効果的です。
どちらの組み合わせも除痛やコリへの効果を強くします。
どちらを使うのかは、症例から判断します。
ファインモードがあるので、最小出力で通電が可能なので、私はこの設定があるので使い易いです。
コードが引っかかるのが弱点
ピコリナはコードが引っかかりやすいのが唯一の弱点です。
コードはタピオカストローを適当な長さに切り差し込むと引っかからなくなります。
コードの判別はケーブル保護カバーを使います。これは他の通電器にも使えます。