過日、来院され完治した女性です。
再び、ぎっくり腰で来院されました。前回よりは軽いですが体動時に痛みを訴えられます。
仙腸関節ストレステストは陽性です。
解剖運動学に基づく矯正法マニュピュレーションを行い略治しました。
このような患者さん、ぎっくり腰を繰り返す人は、元々の仙腸関節の不安定さが原因なのです。
簡単に言うと、仙腸関節の滑りが悪くなっています。
よくこれをクセになるとか言いますが、元々の原因があるので間違え無いようにしましょう。
仙腸関節ベルトが必要
このような製品です。ダイヤ工業さんの製品の一例です。直販か、お近くの接骨院などで購入できます。
ミズノでも同様の製品があります。
仙腸関節の動きを付けるには
改善するには、仙腸関節を固定する専用ベルトを着け5分から10分位歩いてもらいます。普通に歩けば良いです。
自宅内でも屋外でもどちらでも良いです。毎日又は一日おきに行うと、仙腸関節の動き(滑り)が正常になります。
そうすると、ぎっくり腰の再発を防ぐと共に腰が丈夫になります。
腰に不安を抱える人へはお勧めしますのでやってみて下さい。
椎間板ヘルニアや辷り症でも
椎間板ヘルニアや辷り症でもこの方法は有効です。多少改善します。
ただし患部の治療を行うともっと効果が出ます。