結果を出す手技療法のパイオニア

両足ベーカー嚢胞(嚢腫)の70代女性 加圧リハビリと特殊鍼法で片足は改善しました

ベーカー嚢胞(嚢腫)は気づいた時には、既に大きくなっていることが多いのです。

世界標準のメルクマニュアルの解説

ベーカー嚢胞 – 08. 骨、関節、筋肉の病気 – MSDマニュアル家庭版

ステロイドの注射か、ダメなら嚢胞の摘出となっています。

日本ではヒアルロン酸の注射を行います。4.5回で改善しない場合は、ステロイドの注射を行う場合があります。

それでも改善しない場合は、治らないとなり、気になれば注射で水腫を抜く繰り返しになります。

患者さん

膝が痛いと来院されました。

膝全体が腫れていましたが、よく診ると、膝裏にベーカー嚢胞(嚢腫)がありました。

左>右です。左は多胞性になっています。難しいです。

治療

ベーカー嚢胞(嚢腫)用に開発した特殊鍼法を週1回か10日に1回行います。

その間は、加圧リハビリ®を行います。

特殊鍼法を5回、加圧リハビリ®を10回行い、片足のベーカー嚢胞(嚢腫)はほぼ消失しました。

多胞性で嚢胞が大きい方のベーカー嚢胞(嚢腫)はもう少し治療が必要になります。

遠方からの来院は

ベーカー嚢胞(嚢腫)に関しては、定期の通院が良い結果を出せる条件になります。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。