村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。
次元
現代は全てに、公平、平等という考え方をします。
しかし、この世は玉石混淆(ぎょくせきこんこう)という条件があり、次元の高い人も低い人も一緒になって魂の修行ができることが、この世なのです。
玉石混淆の、この世で魂を磨けるのが、真の公平、平等なのです。
あの世では意識の段階が厳密に分けられています。五次元の方もあるし、四次元の方もありますし、しかし、四次元でも地獄界という世界は別なのです。
あの世で四次元の世界は、4.0以上と4.0未満に分けますと、4.0未満を地獄といいます。これは天上界ではありません。いわゆる地獄であります。
私たちの意識の相違は、六次元に生まれている人でも、自分の我欲のままに振る舞ったりすると、一旦、地獄界に落ちて生活をするのです。
ですから、八次元だからといって、菩薩界の人でも光の天使でも同じなのです。七大天使の中のウリエルは、これをサタンと呼んでおります。
次元の高い人でも、自分の自我意識によっては限界まで落ちてしまうのです。落ちてしまうと、光の天使や菩薩は、なかなかやり直しがきかないのです。
正法を、一生懸命行って一旦止めます。再び、元の位置に復することは三倍以上の努力が必要なのです。三倍以上の努力をしても、なかなか元通りにはなりません。
ノイローゼや精神病になり、トランス(意識)の焼けたのは元通りにならないのです。
ですから、一旦、坂道を逆行しますと、惰性によりもっと深い所へ行ってしまうのです。ダーッと落ちて、地獄界に入ってしまう人があるのです。
こういう人々の心境は、非常に感情が激しかったり、色々と心の条件が偏っているので、なかなか上がってこられないのです。