村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。
「心の願いとは」
「心の願い」というものがあります。これは自分自身の心の条件が、精妙にならないと成し得ません。
本当はイラク人質事件は、雑誌、ニュースなどでいわれていた通りに、1990年中に大戦争になっていたのです。
しかし、私が代表してフセイン大統領の守護霊に「どうか、正しく導いて下さるように」と祈願しましたので現在のような状況になって来たのです。
いくらフセイン大統領が魔王に支配されていても戦争は起こしてはいけないのです。これ以上、地球という魂の修行場所を傷つけてはいけないのです。
具体的に世界平和の祈願の行い方は、まず天皇陛下・海部首相・アメリカのブッシュ大統領・ソ連のゴルバチョフ大統領・統一ドイツのコール首相・イギリスの新首相など主だった人々に、それぞれの守護霊に対して「どうか、正しく導いて下さるように」と天上界を通しての祈りを毎日行っています。
正法は、最初は「我が身可愛さ」で行うのですが、一人では生きていけないことに気付いたら、少しでもこのような祈りをして下さい。身近な人にもです。それが仏国土・ユートピアにつながるの第一歩なのです。
高橋信次先生が早く天上界に帰られたのは、先生のパワーに皆がぶら下がったために、パワー不足になってしまったのです。これが早く帰ることになった一つの原因でもあるのです。
しかし、「心のつどい」の人々が反省という条件を通してパワーの結集が少しでもできて、私が代表者となり天上界に祈りをかければ、天上界はそれに答える義務があるのです。
パワーの結集とは、太い綱は細い紐がたくさん集まってできているように、「心のつどい」の人々の祈りを私かまとめ天上界を動かす力となっているのです。
天上界は自ら働くことはできないのです。
この地上界の光のある者の祈りに対してのみ働けるのです。ですから、天上界は気が気でないのです。この地上界の正法者に大きく期待をしているのです。
特に今生は、インド時代と違って、物質経済に翻弄されていますので大変厳しい条件です。しかし正法を護持する人々には、あの世も何増倍もの協力を惜しみません。
現実には、今生において、数々の如来・菩薩も失敗をしております。ですから、あなた方「心のつどい」に期待がかかっているのです。
全ての人々は、それぞれの守護・指導霊から加護を受けているのですから、反省という条件を通して、心の曇りを取り払い光を頂き、その心にて天上界に祈りをかければ、天上界はその祈りに相応して働かなければなりません。
これを「信仰」と言いすなわち信を仰ぐことなのですですから、もっと反省という条件を通して心の曇りを取り、天上界に届く祈りをかけてください。それが正法なのですから。
これから、1999年を境に数々の困難が待ち受けているでしょうが、心を失わず法を護持し是非、高山を正法のメッカにして法灯を絶やさないで下さい。
正法の機縁がつながることを、たくさんの人々が待っているのです。
1990年(平成2年)12月10日 飛騨高山精舎にて