45年の臨床実績 結果を出す手技治療

脊柱管狭窄症の痛みと上手に付き合う ― 刺絡・鍼灸・脊椎矯正という選択肢 ―

「少し歩くと足がしびれて、休まないと前に進めない」

これは脊柱管狭窄症の患者さんがよく口にされる言葉です。

買い物が不自由になり、旅行もあきらめてしまう。そのつらさは、経験した方にしかわからないものがあります。

脊柱管狭窄症とはどんな病気か

脊柱管とは、背骨の中を縦に走るトンネルのような空間です。ここに脊髄や神経の束が通っています。

加齢とともに骨や靭帯が変形・肥厚し、このトンネルが狭くなってしまう状態が脊柱管狭窄症です。神経が圧迫されることで、腰痛・下肢のしびれ・間欠性跛行(しばらく歩くと痛くて止まらざるを得ない症状)といった不快な症状が現れます。

50代以降の方に多く、決して珍しい病気ではありません。

手術が必要なこともある

程度の重い方、とくに排尿・排便に障害が出ている場合や、神経症状が急速に悪化している場合は、手術が必要になることがあります。

これは現実として受け止めていただく必要があります。手術を過度に恐れる必要はありません。必要なときに適切な処置を受けることは、身体を守る大切な選択です。

ただし、手術で構造的な問題を解決したとしても、その後の痛みやしびれが完全に消えるとは限りません

手術後の慢性的な不快感に悩み続けている方が、当院にも少なからず来院されます。

手術後の痛みにこそ、東洋医学が力を発揮する

当院で特に効果を実感しているのが、刺絡(しらく)です。

刺絡とは、皮膚の浅い部分に細い鍼を刺し、少量の血を出すことで滞った気血の流れを促す古来の治療法です。

神経の圧迫によって起こる慢性的な炎症・うっ血状態に対して、刺絡は非常に有効に働きます。手術後に残る「鈍い痛み」「夜間のしびれ」「足の重だるさ」に対して、患者さんから喜びの声をいただくことが多い施術です。

鍼灸で神経の興奮を鎮める

鍼灸治療も当院の大きな柱です。

狭窄症による痛みは、神経が過敏になっている状態とも言えます。適切なツボへの施術は自律神経を整え、筋肉の緊張をゆるめ、血流を改善することで、神経の興奮を穏やかに鎮めていきます。

消炎鎮痛薬に頼りたくない方、薬の副作用が心配な方にとって、鍼灸は大変有力な選択肢です。

脊椎矯正で身体のバランスを整える

脊柱管狭窄症の背景には、長年の姿勢の歪み・骨盤のアンバランスが存在していることがほとんどです。

当院では柔道整復師の資格を活かした脊椎矯正も行っています。神経への圧迫を少しでも和らげるために、骨格・筋膜へアプローチし、身体全体のバランスを整えます。

矯正とは「バキバキ鳴らす」ものだと思っている方もいますが、当院では患者さんの状態に合わせた穏やかな手技を選択しています。ご安心ください。

あきらめないでください

「もう年だから仕方ない」と痛みを抱えたまま過ごしている方が、飛騨の地域にも多くいらっしゃいます。

しかし、臨床45年以上の経験から言えることがあります。

痛みは必ずしも構造の問題だけではありません。 神経・血流・筋肉・骨格、そのどこかにアプローチする余地は、まだあるはずです。

「手術は終わったのに痛みが続いている」「薬を飲んでも楽にならない」という方、ぜひ一度ご相談ください。

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この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。PC文字入力は親指シフト(orz配列)ユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。