「加齢とともに筋力が落ちてきた」と感じたことはありませんか?
今回は、がんの治療により筋肉を大きく失った一人の男性が、加圧トレーニング®(KAATSU®)を通して筋肉と生活を取り戻した感動的な体験談をご紹介します。
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60代後半、健康意識の高い農業従事者
登場するのは、アメリカ在住のケン・クラウスさん。現在69歳、現役のオーガニック農家として日々身体を動かす生活を送っています。
健康意識が高く、以前から自然療法の権威であるジョセフ・マーコラ博士の情報を愛読していた彼は、博士の勧めでトレーニングに出会います。
「加齢に伴う筋力の低下(サルコペニア)が気になり、妻と一緒にKAATSU® B1モデルを購入して使い始めました」とケンさん。これが、彼の人生を大きく変えるきっかけとなりました。
ステージ4のがんで筋肉を喪失
2022年6月、ケンさんは「扁平上皮がん(ステージ4)」と診断されます。首のリンパ節が大きく腫れ、治療のためにメキシコの統合医療施設で6週間の入院治療を受けました。
免疫療法や過酸素療法、点滴による栄養補給など多角的な治療を続けたものの、彼の体は衰弱し、なんと体重が11kg(25ポンド)も減少。しかもそのほとんどが「筋肉」でした。
「私はもともと細身の体型でしたが、それでも当時は“骨と皮”という状態。筋肉だけがごっそり抜け落ちたんです」と当時を振り返ります。
KAATSU®で筋肉を再構築
回復期に入ったケンさんは、KAATSU®を再び取り入れました。KAATSU®とは、腕や脚の付け根に専用バンドを巻き、適度な血流制限をかけることで筋肉への負荷を高めるトレーニングです。
KAATSU®の特徴として重いウェイトを使わなくても、軽い負荷で多くの回数(例:75回×3セット)をこなすことが可能。筋肉の張力を高め、代謝や成長ホルモンの分泌を促します。
「KAATSU®は毎日ではないけれど、週に3~4回は使っています。ジムに行く時も、自宅でも、さらには農作業中にもKAATSU®をつけて作業することもあります」
驚くことに、ケンさんは約1年で失った11kgの筋肉をほぼ完全に取り戻し、現在は理想体重の180ポンド(約82kg)に近づいています。
奥様も使用し、美しい筋肉のトーンを実感
奥様も一緒にKAATSU®を続けており、筋肉量の増加は少ないものの、筋肉のトーン(ハリ)が明らかに改善。年齢とともに気になる二の腕や太もものたるみが引き締まり、「健康的で若々しく見える」と実感しているそうです。
日本発売のKAATSU®M1は、サイズが合えばご家族で共有し使用することができます。
血管年齢の改善も?
ケンさんはがん治療の際に受けた「冠動脈カルシウムスキャン」や「Max Pulse(血管ストレス検査)」の数値にも変化を感じています。
(Max Pulse とは、本製品は心身から発する生体信号を光線プローブで計測し、心拍数や脈波の変化を観察ができる機器です。)
KAATSU®開始前に比べ、動脈の硬さやストレスが顕著に改善されていました。
直接的な因果関係は証明できませんが、加圧による毛細血管への刺激が血管の健康にも良い影響を与えているのかもしれません。
インタビューでは「動脈のストレスがほとんど存在しなかった(was almost non-existent)」「非常に低かった(very very low)」と述べています。
まとめ:「年を重ねるごとに良くなっている」実感
ケンさんは最後にこう語ります。
年齢を重ねる中で、筋肉や体力が戻るとは思っていませんでした。KAATSU®は“本物”です。今では“年を取っている”というより、“良くなっている”と感じます
筋肉が落ちやすいがん患者さんや高齢者にとって、「筋肉を取り戻す」ことは生活の質(QOL)を左右する大きな要素です。KAATSU®は、無理なく、安全に、効率的にそれを実現できる可能性を持ったトレーニング法です。
「体が弱ってきた」「筋肉が落ちてきた」と感じる方は、ぜひ一度KAATSU®の世界に触れてみてはいかがでしょうか?
小又接骨院・鍼灸院では有料体験や、KAATSU®M1の販売も行ってます。加圧トレーニング®は頻繁に行うことに意義があるので、通院又は購入をお勧めしています。
院長も2回のがんを乗り越えていますが、健康管理には加圧トレーニング®が役立っていると信じています。
【注意】本記事は海外の体験談や情報をもとに構成されていますが、日本国内での医療制度や法的な規定とは異なる場合があります。あくまで参考情報としてご活用ください。
この記事を書いた人

村坂 克之
小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。