宇宙は夢の世界では無くて、想像を絶する過酷な状況です。
宇宙飛行士は、宇宙性の筋萎縮や骨粗鬆症の予防の為、一日二時間の運動を義務づけられています。その運動による宇宙船内の振動により、数々の実験がダメになったとも聞いています。
今までに、筋萎縮や骨粗鬆症への改善報告も多数ありますが、発明者佐藤会長が研究し続けたことが、ようやく日の目を見る日も近いです。
KAATSU JAPAN株式会社 発表 2015/08/18
NASAと国立宇宙生物医学研究所(NSBRI)は、将来の火星有人探査ミッションにおける宇宙飛行士の健康とパフォーマンスについての課題を調査するために役立つ24の提案に資金を供給し、研究が進められることになりました。
それらは主に、視覚障害、行動の健康、骨量の減少、心臓血管の変化、人的要因やパフォーマンス、神経行動と心理社会的要因、感覚適応、およびの開発と応用を含め、宇宙飛行士の健康のさまざまな側面の宇宙環境の影響を調査します。
その中のいくつかの課題に対して有効であるというとことからKAATSUが研究課題の一つとして選ばれました。
Center for KAATSU Research at Harvard Medical Schoolの本プロジェクト担当研究員
Dr. Aaron Baggishのコメント
Aaron Baggish, M.D. will use KAATSU to reduce the headaches that astronauts get from the movement of fluid from the lower body and torso up into the chest and head when astronauts travel from 1G (on Earth) to zero G (in space).
We want to add body composition and strength tests to these protocols before and after the trial in order to document that KAATSU mitigates space muscle atrophy.
アーロン・バギッシュ医師は、1G(重力)の地上から0G(宇宙)へ宇宙飛行士が行った際に、下半身や胴体から胸部や頭部へ体液が移動することから生じる頭痛の減少に対してKAATSUが有効であるという点について、今後、本プロジェクトで本格的な研究に入っていく予定です。
宇宙性筋萎縮についても研究すると書いてます。
引用元:NASA, NSBRI Select 24 Proposals to Support Crew Health | NASA https://www.nasa.gov/feature/nasa-nsbri-select-24-proposals-to-support-crew-health-of-astronauts-on-deep-space-missions