加圧トレーニング®を使用した時差ボケ対策について、元海軍特殊部隊(Navy SEALs)大尉のジョン・ドゥーリトル氏（John Doolittle）が解説した内容を要約します。25年間勤務されました。
原題：Fight Jet Lag with this KAATSU Hack
KAATSU®は、時差ボケを解消し体内時計を調整するための効果的なツールとして、現在軍の作戦部隊でも採用されています。
特に複数のタイムゾーンを移動する必要がある部隊員たちの間で重宝されています。
KAATSUの使用方法
- 空港での待機時
- 機内
- 目的地到着後（特に就寝前）
具体的な手順としては、特許取得済みの伸縮性のあるエアーバンドを上腕部または太もも上部にできるだけ高い位置に装着します。（規程の巻くポジションがあります）
装置が自動的に以下のサイクルを繰り返します。
- 30秒間の加圧
- 5秒間の減圧
- 徐々に圧力を上げながらこのサイクルを継続
この過程で起こる生理的効果
- バンドより下部の毛細血管が拡張と弛緩を繰り返す
- 血管組織内で一酸化窒素が生成される
- 血管組織が内側から運動効果を得られる
特筆すべき利点
- 交感神経優位（戦闘・逃走反応）の状態から、リラックスした副交感神経優位の状態への移行を促進
- 特に到着後の就寝前30分以内のKAATSUサイクルが効果的
- ステージ3、4（徐波睡眠/深睡眠）の深い回復睡眠への移行を補助
この技術は、軍人やオリンピック選手だけでなく、ビジネスで頻繁に渡航する一般の方々にも有効な最新の時差ボケ対策ツールとして紹介されています。
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当院の加圧トレーニング®や加圧リハビリ®
当院では2002年より加圧トレーニング®を取り入れています。オリンピックドクターの指導も仰ぎ、一般、競技、リハビリまで幅広く対応しています。
この記事を書いた人
村坂 克之
小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又（こまた）は、先祖の小谷屋亦治郎（亦=又）に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。