飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。
当院の肩痛への施術の評判を聞きつけ来院されました。まだまだ現役バリバリで働かれています。
症状
重機オペレーターで、左右の手が一定方向への動作が多く、持続的に肩への負担が多い仕事です。
肩関節の腱板にもストレスはかかっているようですが、徒手検査すると上腕二頭筋腱部の痛みです。
挙上(手を上げる)、結帯(後ろ手に帯を結ぶ)の痛みが出ません。酷くなくて良かったです。
日中のだるさと夜間痛のみです。
施術
初回は、頸椎からの関連痛があるので、頸椎と胸椎へ矯正法マニュピュレーションを行いました。
結果は、夜間痛は取れたけど明け方の痛みが取れないと言われます。
頸椎胸椎と肩関節の関連が明らかなので、肩のみの施術では痛みが取れない場合が多いです。
3回目に鍼を実施しました。
この場合も、未来の腱板損傷を予防する意味合いを含め、腱板の施術も行います。
奏功して、夜間痛も明け方の痛みも消失してぐっすり寝られたそうです。
考察
腱の炎症なので、しばらく通院され様子を見ることになりますが、数年来の夜間痛や明け方の痛みが取れたことは喜ばしいです。
私も加齢からの肩の関節炎を経験していますので、不意に来る痛みはつらいですから、サクッと治るようにしています。