結果を出す手技療法のパイオニア

4.5年前から夜間と明け方に肩の痛みで寝られない60代男性

飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。

当院の肩痛への施術の評判を聞きつけ来院されました。まだまだ現役バリバリで働かれています。

症状

重機オペレーターで、左右の手が一定方向への動作が多く、持続的に肩への負担が多い仕事です。

肩関節の腱板にもストレスはかかっているようですが、徒手検査すると上腕二頭筋腱部の痛みです。

挙上(手を上げる)、結帯(後ろ手に帯を結ぶ)の痛みが出ません。酷くなくて良かったです。

日中のだるさと夜間痛のみです。

施術

初回は、頸椎からの関連痛があるので、頸椎と胸椎へ矯正法マニュピュレーションを行いました。

結果は、夜間痛は取れたけど明け方の痛みが取れないと言われます。

頸椎胸椎と肩関節の関連が明らかなので、肩のみの施術では痛みが取れない場合が多いです。

3回目に鍼を実施しました。

この場合も、未来の腱板損傷を予防する意味合いを含め、腱板の施術も行います。

奏功して、夜間痛も明け方の痛みも消失してぐっすり寝られたそうです。

考察

腱の炎症なので、しばらく通院され様子を見ることになりますが、数年来の夜間痛や明け方の痛みが取れたことは喜ばしいです。

私も加齢からの肩の関節炎を経験していますので、不意に来る痛みはつらいですから、サクッと治るようにしています。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。