結果を出す手技療法のパイオニア

3ヶ月前から両手両足がしびれる60代男性

飛騨地方(高山市・飛騨市・下呂市・白川村)の患者さんです。

仕事は、IT関連で、一日中デスクワークです。腰を痛めているので、椅子もオカムラのコンテッサを使用されています。

価格も高いですが購入して良かったと言われています。

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病歴は、胃潰瘍で手術、腰椎椎間板ヘルニアで2回手術をされています。

症状

両手、両足がしびれます。足の方が強く出ています。

ネットで整形外科に尋ねたら、足根管症候群じゃないかとのことです。

足根管症候群 - 08. 骨、関節、筋肉の病気 - MSDマニュアル家庭版

施術

まず整形外科の受診を勧めましたが、腰の手術を2回しているで、お薬への不信感があるようです。

受診されれば、リリカかタリージェ、メチコバール(B12)、ビタミンEくらいになると思いますがと言ったら、以前、腰が悪いときに飲まれていて、あんまり効かないと言われました。

胃潰瘍手術歴がありますから、貧血からの手のしびれを疑いましたが、既に内科で貧血の検査をしていて除外します。

確かに足根管症候群の病態、手は手根管症候群の病態です。

足にむくみがあります。手も若干むくみを感じると言われます。

しびれは矯正法マニュピュレーションでは効果が出にくいので、鍼をおこないます。

今回は、通常の鍼ではなく井穴刺絡を使います。

井穴刺絡とは、指先足先に鍼を刺します。痛みはありません。道具は使い捨てなので安心して受けて頂けます。

結果

1回目で殆ど症状は取れむくみも解消しました。都合、2回の施術で終了となりました。

ウソのように治ったので、患者さんかびっくりされました。

多分、脊椎自体の問題が潜んでいますが、再発するなら、漢方の内臓のバランスを取る施術を合わせれば良くなります。

上部頸椎の矯正は必要になるでしょう。

考察

これは、自律神経のアンバランスが引き起こした、しびれでした。ここでしびれ止めとか飲むと体調がおかしくなると思われます。

胃の切除を行っていますから、通常の人よりこのような症状が出やすいのかもしれません。

結果オーライで良かったです。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。