50代女性、テニス肘です。正式には上腕骨外側上顆炎(じょうわんこつ がいそくじょうかえん)と言います。
2、3ヶ月前からだんだん痛くなってきましたが、作業時に痛みが強くなり来院されました。
世界標準メルクマニュアルの解説
上腕骨外側上顆炎 – 25. 外傷と中毒 – MSDマニュアル家庭版
症状
雑巾を絞れず、鍋やヤカンを持つのがつらいほどの痛みです。ノブを回したり、こねる動作がつらいです。
手のひらを上にする動作では痛みは出ません。
使用する治療法
鍼、灸、マイクロカレント微弱電流、ソマニクス®です。
使用する鍼(針)も長年の研究でたどり着いたもの使用すると効果抜群です。
灸も独自の解釈で使います。
マイクロカレント微弱電流はメーカーと使用する周波数を厳選します。
ソマニクス®を、テニス肘用の長年探して見つけたの体幹ポイントに貼ると、驚く程、改善スピードに加速が付きます。
遠絡統合療法の考えを使用します。
上腕骨の骨膜付着部の炎症をいかに消退されるのがポイントです。
このような治療法で早く改善するのをみると、人間の回復能力は凄いなと毎回思います。
経過
都合、10日間で3回施術を行い、痛みも軽減して雑巾を絞れるようになりました。
テニス肘は通常、3ヶ月から半年かかりますが、当院独自の施術ですと、大体1ヵ月以内に症状は改善します。
当然ですが、テニス肘用のサポーターを装着しないと、早く改善しません。