結果を出す手技療法のパイオニア

ソマニクス®を毛深い人への対応 毛が生えていないポイントを使うことを考えます

ソマニクス®は抜群の効果を発揮することが多いと感じるこの頃です。

サクッと鍼をすればすんなりOKなのですが、なるべく安価で治療施術を提供したいと考える訳です。

それと、来院回数を減らす事も可能になります。

貼付するもの全てに言えるのですが、毛深い人へ貼るときの対処法があります。

患者さんで体毛がすごく濃い方がいました。

今までは電気シェーバーなどで剃毛をしていたのですが、何箇所にも及ぶと余分な時間と費用が発生してしまいます。

ソマニクス®の、安価でよく効く治療機器が高価な治療法になってしまいます。

スタッフが居てて剃毛してくれれば良いですが、何か違う感じがします。

剃毛をしなくて済む方法がないかと思案していましたが、ようやく見つかりました

神経支配のデルマトームや、鍼灸で使う経絡の流れ、遠絡の流れを考えるべきだと思いました。

要するに体の内側面を使って外側面の治療を行う考えです。

鍼灸の経絡は手足の外側に3つの経絡、内側に3つの経絡が流れています。遠絡も同じ考えです。色々な治療法も診断ポイントも治療ポイントになります。

経絡対角の考えも使います。相生より相克が効く印象で方向は関係無いように感じます。

体幹も同じで、背中側は督脈、お腹側は任脉が流れてます。

これらを考えてこの度使ってみました。実際、私の体でテストしたら効果もしっかり出ました。

本来、外側面の痛みのポイントに貼るのを内側面に貼るわけですから、いろいろ考えないを総合しないと駄目なわけです。

これで、体毛が濃い患者さんが来ても、サクッとソマニクス®を使えるようになりました。

ホント、人体の反応は面白いです。

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。