結果を出す手技療法のパイオニア

ソマニクス®は湿布とは別次元の効果 ポイント選択が効果の分かれ道

ソマニクス®は、慢性痛を改善する不思議なシールとして2022年1月10日放送の『東洋医学ホントのチカラ』(NHK総合)という番組にて紹介されました。

あの放送は斯界に衝撃が走りました。

岐阜県下初

当院でも岐阜県で最初に採用して、腰部脊柱管狭窄症や腰椎すべり症の症状でも、ソマニクスは大変有効であることは分かっていましたが、動作痛も大幅に改善する場合も出てきました。

それらの症状が有る人は、後方へ体を反る動作での臀部、大腿部、下腿部への放散痛が出る場合が多いのですが、症状が軽減されました。ほぼ消失する人もいます。

当然、ベースの治療は必須ですが、これほど有効なのだと再認識しました。

痛み止めの湿布

湿布を毎日連続で貼られている患者さんの皮膚を拝見すると、ほとんどの人がどどめ色になっています。

これは痛み止めの成分が、血流を阻害して治す薬効のせいなので仕方無いです。

急性期の捻挫やケガには大変有効ですが、慢性痛の場合は、貼れば貼るほど治らなくしているのです。

しかし、高齢者の湿布への信仰は無くなりません。

トゲトゲの集合体

一般のイメージとして、大きな湿布をバーンと貼れば効くような感じがするのは事実です。

たった数ミリの円盤状プラスチックを貼ることが効くのかと信じて貰えませんが、効果が出れば納得されすごぐ驚かれます。

ソマニクス®は、1ミリ以下の細かい突起の集合体の刺激ですが、いとも簡単に痛みやしびれが緩和されます。

このような皮膚刺激の医療機器で、これだけの効果があることは画期的で、ますます活用されるべきだと思います。

ポイントの選択が肝心

当院でも簡単に効果を出していますが、デルマトーム図、経絡流注、遠絡を考慮し、長年の臨床経験からの結果です。

やみくもに痛いしびれる場所に貼っても最良の効果は出ません。

それでは、スパッと効かせるのはやはり難しいです。

表紙引用:東洋レヂン株式会社

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。鍼師、灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。