私は、腰椎3/4番、4/5番の腰椎椎間板ヘルニア、腰椎4番すべり症、腰部脊柱管狭窄症が持病で有ります。
紺屋の白袴で、自分の施術を放置していて腰が曲がった状態で日々過ごしていました。
腰痛と、無理をして腰を伸ばすと太ももの後ろと右ふくらはぎにしびれが出ます。おじいちゃんみたいに、腰を曲げれば痛みがないので、典型的な老人の格好が楽なのです。
それではダメだと重い腰を上げて、昨日入浴後に、自分自身に鍼を刺しまくりました。
長さは60ミリから100ミリ、太さは0.20から0.45ミリまで色々です。このポイントの研究を患者さんにフィードバックするので、当院の施術は抜群の成績を誇ります。
解明できたから、難しい腰部疾患でも対応が可能となりました。
自彊術(じきょうじゅつ)体操で首が痛い
私は、自彊術体操を再開し毎朝行っています。がんで死ななければ80歳過ぎまで現役を目指しています。
自彊術の良い点は、短時間10-15分で終わり、上肢(肩、肘、手)の可動性をしっかり出して、下腿(股、膝、足首)の捻れと取り、脚力を付け、背骨を矯正することです。
発明した中井房五郎氏は天才治療家です。
体が硬い時は、左の首に痛みが出ます。この原因は腰にあるのは以前から分かっていました。
健康状態のバロメーターになっています。
自己施術
腰の表面から、100ミリ以上の深いポイントが治すポイントなので鍼で探ります。
ポイントに当たると、頸椎2.3.4.5.6番に関連痛が生じ、もっと深いポイントは足に温感が出ます。
鍼の面白いのは、刺した場所からの遠くに響きという神経の放電感を感じますが、頭側(上行性)にも足側(下行性)にも出ることです。神経ブロック注射(下行性)と違う点です。
色々自分に刺して、物の見事に痛みやしびれが取れて、毎回、これで明日からバッチリと働けると満足して就寝するわけです。
やっばり、何歳になっても腰が痛くなくて腰が伸びるのはうれしいです。
首肩と腰が同時に症状が出る患者さん
このような関連痛がありますから、首肩が痛くて腰も痛いという症状は本当にあります。
肩こりで腰痛は定番ですが、これもちゃんと施術をすることで、こりや痛みの頻度が格段に少なくなり患者さんは喜ばれます。
患者さんによっては憑きものが取れたと言う人も多いです。気持ち良いだけの慰安ではこのような結果は出ません。
定期に通って維持の考えは当院にはありません。治すのです。
高山市の奥地の患者さんは、段々来院しなくなり、現在来院は年に1.2回になりました。
症状の主従がある
難しいのは、どちらが主でどちらが従である主従を決めないと、施術でバッチリ効果が出ません。その判断が術者の力量になります。
深いポイントに治るポイントがあるので、電気やマッサージでは気持ち良くても治らなくて、やはり勝負が早いのは鍼になります。
鍼に恐怖心が有る人には、独自の矯正法マニピュレーションで、直接、椎間関節を動かしますが、高齢者は行っても関節が殆ど動かないので効果が出るのに時間がかかります。
他人に痛くないように刺すのには、修行が必要になります。