結果を出す手技療法のパイオニア

腰部脊柱管狭窄症の70代女性 整形外科へ通院中 もっと良くしたいと来院されました

女性です。

整形外科へ通院中です。もっと良くしたいと来院されました。お薬の効果がイマイチらしいのですが、タリージェは飲み続けないと効果が出ない一面はあります。

レントゲン、MRI検査は終了しています。

  • リマプロストアルファデクス(血行を良くすることで、血行が悪い状態でおこる手足の冷たさやしびれ、痛みなどを改善する薬)
  • メコバラミン(ビタミンB12を補い、貧血や末梢神経痛、しびれなどを改善する薬)
  • タリージェ(神経でのカルシウムイオンの流入を抑えることで、神経伝達物質の放出を抑制し、鎮痛作用を示しす薬)
  • ケトプロフェンテープ(関節などの鎮痛消炎)

腰部脊柱管狭窄症の定番のお薬は処方されていますから、改善しなければ手術となります。

手術なんて言うと患者さんは逃げて、他の整形外科へ行かれますが、お薬の処方は何処へ行こうが同じです。

タリージェは増量したらシビレが減弱する場合があります。

来院

当院での神経学検査では、腰椎4/5神経が亢進、腰椎5/仙骨1神経が減弱と出ました。

ある程度進行している腰部脊柱管狭窄症と推理できます。完全に悪くなるとどちらの反射も亢進します。

治療

通常の物理療法はほぼ無効です。気持ち良いかもしれませんが、治療効果は無いと思って良いです。

結果の出る、当院独自の脊柱管の改善目的で鍼灸を行います。

1回行ったら少し良い感じと言われました。引き続き継続しての治療が肝要です。

シビレが強いようなら頭皮針が凄く効果がありますので併用することになります。

整形外科との併用で改善してシビレが気にならないようになれば大成功です。ゼロになるかは経過次第です。

患者さんは来年後期高齢者

後期高齢者になれば負担金が1割になりますから積極的に手術を検討するのも一つの案です。

手術で痛みは取れますがシビレが取れるかはやってみないと分からないです。

執刀医を選ぶことは当然必要だと思います。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。