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腰部脊柱管狭窄症 初期症状から治療すれば悪化や進行は防げます

腰部脊柱管狭窄症の神経圧迫テストでケンプテストと言うのがあります。

ケンプテスト - Google 検索

これは、腰部の椎間関節や椎間板にストレスを与えて症状が出るかみます。

腰部椎間板ヘルニアでも出ますが、腰部脊柱管狭窄症の方が確実に判定に使えます。

患者さんが感じる初期症状

腰を伸ばして歩くと腰やお尻に痛みやシビレが出る。曲げて歩けば痛くない。

これがあるなら、診察を受けるまでもなく、腰部脊柱管狭窄症と考えて間違えないです。

治療は椎間関節へ

脊柱管の中が狭くなる病気ですが、狭くなっても症状の出ない人もいます。なぜなんでしょうか。

私はやはり、椎間関節や椎間板の状態が痛みやシビレを誘発していると考えています。

軽いのは、解剖運動学に基づく矯正法マニピュレーションや長田式無血刺絡療法で改善しますが、好発年齢となる70代以後は、矯正法に反応しにくくなるので、鍼治療の併用も必要になります。

初期から治療でコントロールすれば手術まで行くとは無いと思いますが、患者さんは、医師の投薬治療で変化が無いからと数年から10年くらい経過してから来院されることが多いです。

結果は治療回数に比例しますから、患者さんの根気次第です。

お悩み患者さんのお力になれば幸いです。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。