結果を出す手技療法のパイオニア

肩痛・腰痛・坐骨神経痛・膝痛・手の震え・歩きにくい80代女性 独自の特殊鍼法で軽快になりました

患者さんは、内科、整形外科へ通院中です。85歳です。

内科は高血圧の治療、整形外科は骨粗鬆症の治療で通院中です。定期的にマッサージへも通われています。

これくらいの症状は、年齢的には普通です。

初検の状態

肩は関節炎ですが、高齢者の肩痛の原因は頸椎にあります。加齢で背中が曲がってくるので、その結果、首の前弯が強くなり肩に障害が出ます。

腰痛は辷り症が存在して、それが原因で腰痛と坐骨神経痛を起こしています。

両膝も加齢からくる痛みですが、ひどい変形は無く、O脚も進行していません。

痛み止めも飲まれていますが、これ以上は改善が望めないと言われています。

手の震えは、加齢性のジスキネジア(ジスキネジー)なので問題はありませんが、気にされる人が非常に多いです。

治療

当院独自の特殊鍼法を行います。使用する針は、一寸から三寸まで使用します。

鍼治療で脊椎の椎間関節の動きを治します。

2回目の来院時に、治療後はだるさが出ましたが、歩くのが凄く楽になったと喜ばれました。

手の震えには頭皮鍼を行いますが、回数を重ねると震えは減ります。どの程度減るかは個人差があります。

全身色々な箇所に症状が出る場合は、痛みやしびれに対する抵抗力、すなわち耐性が付くように鍼治療で自律神経の治療を行わないと、多彩な症状は改善しません。

結果

高齢者は1割負担で保険の標準治療が受けられますから、それで改善すれば良しとなります。

ところが高齢になるほど、お薬を飲んでも、痛みやしびれの症状の変化が少ない場合が多いです。

また、腎臓や肝臓の負担も考えると、お薬の量も簡単には増やせない実情もあります。

結局、加齢が原因ですから、ある程度は我慢して下さいとなり、どうしても辛いなら手術になりますとなるのが標準の流れです。

鍼灸では、このように痛みやしびれなどの体調のコントロールができますので、もっと痛みが減って楽な日々を過ごしたいと願う場合は、治療を検討されると良と思います。

通院間隔は、通常1週間に1回ですが、10日に1回でも所定の効果は出ます。

いくつになっても、痛みやシビレが無い生活、普通に歩ける幸せ、足腰が踏ん張れる生活、手が自由に使える生活が取り戻せることは、何物にも代えがたいです。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。