結果を出す手技療法のパイオニア

アキレス腱滑液包炎の60代男性 加圧リハビリと遠絡統合療法にて略治しました

年齢は60代後半です。時々、踵の痛みで来院されます。痛風の既往はありません。

飛騨地方にも春の訪れを感じるようになり、患者さんも散歩を始めたら発症しました。体の動かし始めの症状は良くあります。

跛行(びっこ)で来院です。

5回の治療で略治しました。

世界標準のメルクマニュアルの解説

アキレス腱の滑液包炎 – 08. 骨、関節、筋肉の病気 – MSDマニュアル家庭版

簡単に言うと、アキレス腱付着部炎が悪化して滑液包炎になります。

当院の治療

以前は、患部にマイクロカレント通電をして炎症を消退させるように治療をしていました。

マイクロカレントは凄い除痛効果はありますが、この疾患に関しては経過緩慢なのは仕方無い面もありました。

理由は、ふくらはぎの筋肉(腓腹筋やヒラメ筋)が強靱な筋肉なので、アキレス腱付着部が安静に保たれないのです。

現在は、加圧リハビリ®を当院独自のブログラムで行うことにより驚異的な早さで治ることが分かりました。

遠絡統合療法を追加で行うことにより、ますます早く治るようになりました。

やはり、アキレス腱付着部の炎症をいかに取るかが問題です。

腱自体は血液の流れはありませんが、周りの血行状態を強制的に改善する事が痛みを早く取ります。

加圧リハビリ®にて患部の炎症を素早く消退させ、遠絡統合療法でルートの流れを改善することが可能となり、患者さんが踵を上げて歩行する期間も短くなりました。

なぜ早く治す必要があるのは、踵を上げて歩行ばかりしていると腰の仙腸関節にストレスがかかり、仙腸関節に異常がでると返りで踵の痛みが助長されるからです。

表紙写真はイメージ

この記事を書いた人

アバター画像

村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。