ばね指(弾発指)への物理療法は効果不良が多く、いつも天才的整形外科医へ紹介させて頂き、腱鞘切開術を受けて頂きます。
患者さんはまだ現役で、年末年始は繁忙期で、手術は嫌と言われます。
ステロイド注射を行えば一旦改善する場合がありますが、再発率が高いです。何回もすると腱が弱くなるので、やっても1.2回しか行われません。
腱鞘炎の注射の治療成績は行う医師の力量に依存します。患部にステロイド剤が届かない場合が多いです。
症状
親指の腱鞘炎です。
曲げ伸ばしに引っかかりがあり、無理に曲げればポキンと曲がります。これをばね指と言います。
簡単に考えるなら、刀が鞘に収まらないのです。
場所はA1プーリーです。これは鞘の部分になります。
治療
特殊鍼法などの治療を施します。
それぞれをどのように使い配穴するのかは当院独自の方法です。
都合、6回で引っかかりは殆ど無くなりました。痛みもありません。完全にとなると10回は必要になるでしょう。
手術をしなく治す方法を開発して本当に良かったです。