結果を出す手技療法のパイオニア

昨年腰椎椎間板ヘルニアで転医した54歳男性 今年も来院 特殊鍼法で軽快に ようやく緩解法が見つかりました

昨年腰椎椎間板ヘルニアで転医した患者さんです。

当初、軽い坐骨神経痛でしたが、仕事で無理をされて悪化、当院の治療だけでは早期に改善しないと判断し整形外科へ転医しました。

その後は不明でしたが、今回来院され、お薬で2ヶ月くらいかかったけど一応治ったとの事でした。

ブロック注射は行わなかったそうです。

症状

昨年と同じ側の腰痛とお尻への痛みもあります。江戸の敵を長崎で討つ気分です。

これは軽度の腰椎椎間板ヘルニア、椎間関節、椎間板症のいずれかの症候です。

やはり、根本的な状態は治っていないようです。

治療

この患者さんには、いつも解剖運動学に基づく矯正法マニュピュレーションを行います。

経絡の治療で治る場合もありますから鑑別が重要です。

この治療法も解剖学から推理すれば簡単な方法なのですが、経絡や東洋医学にこだわるとたどり着きません。

鍼+マイクロカレントを行います。ポイントの選定と刺入方法が特殊になります。

特殊な鍼は不要です。この私の手技が記載されている書籍はありません。

結果

治療後数日して再来院されました。

腰部痛や臀部痛はほぼ消失していますが、圧痛は残存しています。遠絡を行い、他の気になる場所のコントロールを行いました。

悪化する前に、先先に手を打つような治療が大切だと痛感しました。

どの治療をどのタイミングで行うのか、その見極めを正確にできるようにならないと、と自戒しました。

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。