村上宥快和尚さん【1918年(大正7年)10月8日〜1991年(平成3年)3月12日・享年72歳】のお話をまとめました。
現代医学
ところが現代では、肉体だけが様々な環境を造り出すと思っているのが、現代の医学なのです。
医学では、物質の肉体だけ、切って、貼って、顕微鏡で切ってみても、本当に人の意識がどのように走っているか、どのような活動をしているかということは、肉を切ってみてもわからないのです。
精神に関して色々と学説がありますが、研究室という条件や、ある一定の条件を設定しての学説です。
これでは、私たちの心や神の意識を解明するには程遠いのです。
ちょうど桜の芽を切って、桜の花があるかどうかというのと同じなのです。
私たちが、気候や風土、太陽の熱・光、水分の自然の配剤により、四月頃になると桜の花が咲いてくるのです。
一月の木の芽を、中には花があるだろうと思って、むしっても花は出てきません。
いわゆる神の意識は、私たち人間ばかりではなく、動物、植物、鉱物にもみられるです。
その意識の中でも、人間の意識は非常に複雑です。