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上半身と下半身の症状がある場合は膈=横隔膜の捻れや歪みを考慮する

例えば、肩関節が痛くて腰痛がある症例があります。

右肩関節痛と右坐骨神経痛、反対に右肩関節痛と左坐骨神経痛とかです。

症状を改善するには、横隔膜(diaphragm)で上下に分け、主従を決めます。

患者さんの希望が第1ですが、最初に改善を目指す部位の決定が必要になります。経験上で判断することも多いです。

この決定を行わないと、虻蜂取らずとなり、どちらも効かない治療を提供することになります。

膈(横隔膜)の捻れは上半身や下半身の症状がある場合に存在します。

胸部は鳩尾(CV15)=剣状突起、背部は至陽(GV9)や膈兪(BL17)=第7胸椎下と、筋縮(GV8)や肝兪(BL18)=第9胸椎下の間に治療を施します。

どのような治療を行うのかは患者さんにより違います。

患者さんの感覚としては、中心軸が出て動作がしやすくなります。例えば座位から立ち上がるのが楽になります。捻る動作がやりやすくなります。

膈(横隔膜)の捻れや歪みは、主な原因にはなりませんが、存在すると治りが悪いのを体験しています。

漢方で言うところの気血水は外部から補給することは不可能で、その人の体内の偏在を漢方薬や鍼灸で修正して治療します。

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この記事を書いた人

村坂 克之

小又接骨院院長です。鍼灸師、柔道整復師の国家資格にて治療を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。