老眼が進み、書籍が読みづらいのでスキャンしてディスプレイで拡大して読書をしています。
昨今、電子書籍も普及してきましたが、医学関連、特に東洋医学に関しては普及していないので自分で作るしか手立てがありません。
数年間、購入を検討していてようやく手に入れました。
裁断してスキャンするより時間はかかりますが、蔵書をバラバラにする必要が無くなりましたので、手に入りにくい書籍の場合は保存もできるので、これ一択の製品です。
通常は裁断してスキャン
書籍は裁断してスキャンします。
現在発売している書籍は価格の如何にかかわらずバッサリ裁断します。
ものくろ
さんより ScanSnap S1500 を譲り受け、パッドユニット、ピックローラユニットを交換し、まだまだ現役です。分速20枚ですが十分の速さです。
使用している裁断機
裁断できる厚みが15ミリです。上位機種の200DXは18ミリです。厚みを取るか値段を取るかです。
表紙の裁断
昔から有るペーパーカッターを使用します。表紙や帯を裁断します。
ScanSnap SV600
図書館や業務でも採用されているとんでもない製品です。非破壊スキャンの完成形ではないでしょうか。
2015年3月31日発売で、次期モデルの期待もありますが、私の印象では読み取りソフトの向上くらいだと思います。
購入するまで、レビューを時々みていましたが、プロ向けな商品なので私の欲しい情報はありませんでした。
YouTuberさんの動画は、ヨイショするお祭り騒ぎで、レビューを稼ぐだけなのであんまり当てにはなりませんでした。
購入しテストしたら、足りない部品がいくつかあることが分かりました。
開いた本を押さえる道具
指で開いてもスキャンできますが、何枚もとなるとこのような道具が必要です。
転倒防止プレート
純正のままだと頭でっかちで倒れやすいのでお勧めします。
フットスイッチ
最後に、両手で書籍を押さえると手が使えないのでフットスイッチが必要になります。ScanSnap推奨商品です。
ケーブル長が約170cmあるので通常延長コードは不要です。ショートカットキーも記憶させられます。
ショートカットキー:「Shift」 + 「Ctrl」 + 「Alt」 + 「F1」キー /読み取り開始 /ScanSnap の[Scan]ボタンを押す/を記憶させます。
これらのアイテムを揃えたら、サクサクとスキャンできるようになりました。
手間がかかる
見開き150ページ(300ページ)なら150回手作業でスキャンする必要になりますから、単調作業を黙々と続けることになります。
そのあと、自動トリミングができない画像があると、手作業で一枚づづ行うので大変です。ここの読み取り性能が向上すれば最高です。
しかし、ブック補正を行うと歪みも修正され、裁断してスキャンした場合とほぼ同じ状態になります。凄いです。
手間をかけても、元の書籍をバラバラにする必要が無くなったので、アブラカダブラと魔法使いになった気分です。
こんな性能ならもっと早く購入すれば良かったです。