結果を出す手技療法のパイオニア

脳梗塞や脳出血が改善する過程で痺れや痛みが余計に出ることが多いです

脳梗塞や脳出血への自費治療を行っています。

標準リハビリ以外に積極的に改善したい人、リハビリ期間が終了したけど改善したい人が来院されています。

受診される方への注意点があります。

できるだけ早期に開始することが、より良い結果を引き出す可能性が高まります。

治療の過程において痛みや痺れが出てくる場合が多いです。

今まで麻痺をしていた神経が蘇ってくるための現象で、それを嫌がるために治療を中止される方も多くおられます。

例えば半身麻痺の場合、特に足より手に感じやすいんですが、全く感覚が無かったのが、痺れてきたり痛みを余計感じて嫌だと言われる患者さんがいます。

これは今まで感じなかったのが感じるようになったためで、本来は大変喜ばしい現象なのです。

患者さんにとっては、一足飛びで手足が動くようになって、昔のような生活に戻れると想像してしまいます。

この症状の治療は亀の歩みのごとく本当に薄皮を剥ぐように少しずつしか良くなりません。

病気との根比べです。

そこを乗り越えられた方だけ、以前に戻ることは難しいとは思いますが、運動機能や知覚機能が戻る場合が多いので、諦めずに治療していただきたいと思います。

良くなる過程として、【麻痺→痺れ→痛み→正常】となります。痺れと痛みが同時に出る場合も多いです。

脳梗塞や脳出血の治療は、患者さんとの二人三脚になりますので理解いただけると幸いです。

治療で痺れや痛みが出て来たから、治療途中で中止することも間違いではありませんから、判断は患者さん次第です。

表紙はイメージ(写真のような徒手のリハビリは行っていません)

この記事を書いた人

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村坂 克之

小又接骨院・鍼灸院の院長です。柔道整復師、鍼灸師の国家資格にて施術を行っています。屋号の小又(こまた)は、先祖の小谷屋亦治郎(亦=又)に由来します。親指シフトユーザー。
詳しくは院長略歴をご覧下さい。